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『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・後編-7

 
2014年7月3日。

阿蘇2日目は、記録的な大雨。

全国的にも、あちらこちらで大雨のニュースが報道されており、
とくにここ阿蘇山には
「外出は控えてください」という厳戒警報が発令されていました。

「これは「禊ぎ」の意味もあるみたいだね」

ちょうさんのひと言に、一同納得。

「とりあえず、阿蘇の神社にお参りしてきましょうか。
 大雨だけど、なんとか大丈夫でしょ」

さすが、地元のえりこさん。

厳戒警報のなか、皆さんもお氣楽に賛成しちゃいました(笑)。
 

肥後国一之宮である阿蘇神社。

その北方に鎮座するのが国造(こくぞう、くにのみやつこ)神社です。

ご祭神の速瓶玉命(はやみかたまのみこと)は、
父親であり、阿蘇神社の主祭神である健磐龍命たけいわたつのみこと)と共に
阿蘇の地を開拓し、農耕・植林などを指導したとされています。
 
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6人で祈りを捧げていると、
存在感のあるエネルギー体がコンタクトしてきたように感じました。
 
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主祭神・速瓶玉命に「玉」がついていることや、
祭神の蒲智比咩命(かまちひめのみこと)が、海神の女神であること。

速瓶玉命の第二子・高橋神(たかはしのかみ)の「高」は、
今回の九州ご神事で、たいせつなキーワードの1つであること。
第3章 九州での御神事・前編-3

速瓶玉命の第三子・火宮神(ひみみやのかみ)の「火」は、ここ阿蘇が
「火の国」であり、「水(海)」と共に、「陰陽」を成していること。

さらには、今日の記録的な大雨が、「禊ぎ」の意味を持ちながら、
速瓶玉命の御妃・雨宮媛命(あまみやひめのみこと)と関係していること、などが
エネルギー体と感応しているちょうさんの口から次々と語られていきます。

今回の九州において、
前半のご神事は「海」。
それはつまり「水」であり、浜辺でおこなった「火」のご神事と共に
「陰陽」を成します。

後半のご神事は「山」。
阿蘇山は「火」の国であり、「大雨」の中でのご神事と共に
これもまた「陰陽」を成しています。

「火(カ)」と「水(ミ)」で「カミ(神)」になることは、
陰陽の法則そのものです。
 

また、海の色である「青」と、山の色である「緑」は
今回の一連のご神事で何度もあらわれた光玉の色であり、
それが「地球」そのものの象徴であることも
後のご神事(11月11日の台湾ご神事)で明らかになるのですが、
阿蘇において、すでにこうした伏線が敷かれていたことになります。

(詳しくは、後の台湾編まで少々お待ちくださいね)
 

阿蘇を見守り続けているエネルギー体へのご挨拶を終え、
大雨の中、えりこさんオススメの次のスポットへ向かいます。