title_naruminikki

『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・前編-8

 
九州初日の最終訪問地は、鵜戸神宮。

今回のご神事にあたっての瞑想で、
「うーの言霊」というメッセージと共に光ってみえた
3カ所のうちの1つです。
(他の2つは、宗像(むなかた)大社と宇佐神宮)

もともと、神社などにはあまり関心がないため(すみません・・・)
光ってみえた場所を地図で確認したら、そこが「鵜戸神宮」だった
というわけなのですが、
「せっかく行くのだから」
と、由緒などを調べたところ、
これがまた、なんとも興味深い場所だったのです。

 
P6260035
 

ご祭神の鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)は、
山幸彦である天津日高日子稲々手見命(あまつひこひこほほでみのみこと)と
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を父と母に持ち、
長じてからは、育ての親である玉依姫(たまよりひめ・豊玉姫の妹とも云われる)と結婚しました。

やがて、2人の間に四柱の御子が誕生します。
このうちの御一人が、若御毛沼命(わかみけぬのみこと)、
またの名を豊御毛沼命(とよみけぬのみこと)といいます。

さらに、またの名を(・・・名前、多すぎだけどね)
神倭伊波礼彦命(かんやまといわれびこのみこと)といい、
のちの神武天皇にあたるそうです。

建国神話は『古事記』中巻の、神武天皇の東遷から始まりますから
人皇第一代の神武天皇の父である鵜葺草葺不合命は、
神々と人皇を結ぶ接点ということになりますね。

 
P6260037
 

鵜葺草葺不合命の母である豊玉姫が故郷の海中に戻る際、
「可愛い御子のために」と、両乳房をつけた「おちちいわ」からは、
いまも絶え間なく岩清水が滴っています。

 
P6260041
 

宮崎県に着いてからの大雨はますます勢いを増し、
半ばずぶ濡れの「禊ぎ」状態で訪れた鵜戸神宮は、
はじめは少々「キツい」感じのエネルギーでした。

それでも、歓迎していただいていることはわかったので、
いつものように、ただ淡々とヒーリングのエネルギーを送り続けました。

きつめに感じていたエネルギーが、
やがてやわらかい光の波長へと変わり、
あたり一帯をやさしく包み込みました。

「・・・3人の女性に、渡してください・・・」

温かくてやさしい波長とともに、
「玉」のような形をしたエネルギーを預けられました。

「3人の女性」とは、明日から合流するご神事仲間。
チームエジプトのメンバーでもあった
Yさん、Tちゃん、Rちゃんのことでしょう。

明日からの道中、御三方にヒーリングを施すことで、
どうやらこの「預かりもの」を渡すことができるようです。

最近のご神事は、なんだか預かりものが多いですね(笑)。

 
P6260043
 

鵜戸神宮でのヒーリング中にみえたのは
いくつも並んでいる鳥居のビジョン。

その奥には、くじゃくの羽のようなエネルギーが
ゆらゆらとゆらめいています。

いつものことながら、こうしたビジョンの意味が解き明かされていくのは
ずっとあとになってから・・・。

今回のビジョンも、明後日から訪れる予定の
「対馬でのご神事」に関係するものだったのですが、
その話は、また後日。

 
P6260045
 

追記

この日の宿泊は、日南海岸の青島。

鵜戸神宮のご祭神・鵜葺草葺不合命の父である
山幸彦と、兄の海幸彦の伝説が残る地であり、
「鬼の洗濯岩」と呼ばれる名所もあります。

 
P6270051
 

じつは、どこに宿泊するのか、ということも
ご神事にはかなり関係していて、
寝ている間もエネルギーはずっと交流し続けているようなのです。
(24時間働かされてるんです、私・・・(笑))

鳴門でのご神事でもそうだったように、ひな形を安定させたり、
鳴門と富士の御神事-9
これからのご神事などに必要な情報を、
そこに宿るエネルギー体との交流によって
自らの「身心魂」にまとう、という意味合いもあるのでしょう。

この日、夜通しエネルギー交流をしながら(と、いっても寝ているだけですが)
感じたことは、今回の「九州ご神事」が、
どうやら「日本」という国の発祥に関係しているエネルギーゾーンに
はたらきかけるものだろう、ということ。

世界のひな形である「日本」の根幹へのアプローチです。

エジプトでのご神事ともつながる
「新しい時代の幕開け」は、すでに始まっているようです。

 

<お知らせ>
次回は1月9日(金)となります。
何卒ご了承ください。

『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・前編-7

 
さて、前回の続き。
宮崎県・江田神社での出来ごとです。

国産みの神と記されている二柱
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)
を御祭神としているこの神社。

前回もお話したように、
全国の神社であげられている祝詞(のりと)

「かけまくも畏き伊邪那岐の大神
 筑紫の日向の橘の小戸の檍腹(阿波岐原)に禊ぎ祓えたまいしに・・・」

に登場する檍腹(阿波岐原)がこの場所といわれています。

さらに、産母という地名が表してるように
伊邪那岐命が黄泉の国から戻り、
禊(みそぎ)をおこなったといわれるところでもあります。

この禊から産まれたのが、天照大神、月読命、須佐之男命の三貴子や、
底筒之男命、中筒之男命、上(表)筒之男命の住吉三神。

つまり、「禊発祥の地」でもあるわけですね。

宮崎に到着してから、もの凄い雨が続いている理由と
無関係ではなさそうです。
 

本殿参拝後は、歩いて5分ほどのところにある「御池(みそぎ池)」へ。
 

P6260018
 

感じるまま、御池をグルッと一周しながら、
ポイントごとにアースヒーリングをおこなっていきます。

幾何学模様のようなさまざまなマークが浮かんでは消えていくのは、
この場所が太古、宇宙とつながっていたことを示しているのでしょうか。
 

ちなみに、こうした場所でおこなうアースヒーリングは、
基本的に「ただ淡々と」エネルギーを送り続けること。

すると、天と地がつながるようなイメージが現れたり、
あるマークが現れたりすることで、
エネルギーの調整が完了したことがわかります。

そして、いつも感じるのは、
自分を通しておこなわれているアースヒーリングが
どこかの「エネルギー層」にはたらきかけている、ということ。

まるでミルフィーユのように重なって存在しているエネルギー層の
特定のところに、エネルギーが流れ込んでいるように感じるのです。

その「層」はおそらく、今世の自分にご縁があるエネルギーゾーン。

そこへアースヒーリングをさせていただくことで
自分自身の魂もまた「氣づき」をいただいているのでしょう。

さまざまな場所で、さまざまな方々が捧げている祈りや
ご神事といわれる儀式は、
それぞれがご縁のある層へ働きかけながら、
大きな氣づきの機会をいただいているのかもしれませんね。
 

P6260021
 

御池から、ふたたび江田神社参拝。

1度目のときとは、あきらかに雰囲気が違います。

目を閉じていると、正面にある「金色の飾り」が
ビジョンの中で、スーッとこちらに向かってきました。
 
P6260023
 
伊勢の天岩戸神社で「鍵」を受け取ったとき(第1章-2)や、
エジプトのカルナック神殿で「羽のようなマーク」を受け取ったとき
第2章本編(前編)-3)と似たような感覚です。

おそらく、この「飾り(の意味するエネルギー)」を受け取るために、
御池でのエネルギー交流が必要だったんですね。

なにごとにも「順序」というのは、たいせつなようです・・・。
 

こうして、江田神社での任務(?)も無事完了。

本日最後の巡礼予定地・鵜戸神宮へと向かいます。
 

<お知らせ>
次回は12月26日(金)となります。
何卒ご了承ください。