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「七草がゆ」は食べましたか?

 
ここ北海道・札幌では連日の雪かき作業で、
冬の間も運動不足を気にせずにすむという、
とても有難い毎日を過ごしています(笑)。

さて、1月はお正月や新年会など、ちょっと油断をすると
飲み過ぎたり食べ過ぎたりしてしまう機会が多い時期です。

年明けの7日に食べる「七草がゆ」には、
そんな疲れ気味の胃腸を休ませてあげる効用があります。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、
スズナ、スズシロ、これぞ(春の)七草。
(先日娘から教えてもらいました・・・)

日本では江戸時代から一般に普及したようですが、
もともとは中国の官吏昇進を決める1月7日の朝に
立身出世を願って食べていたのが起源とか。

野菜類が不足しがちな冬場の栄養補給にもひと役かっていたんでしょうね。

そういえば、今月は成人式もありますね。

こちらは奈良時代からすでに儀式としてあったそうですから、
日本では「七草がゆ」よりも古い歴史をもっていることになります。

但し「成人」の定義は今よりずいぶんと早くて、
男子は15歳くらいから、女子は13歳くらいから
既に大人の仲間入りをしていたようです。

成人の証は、男子が「烏帽子(えぼし)」、
女子が「お歯黒」だったそうですから、
今だと、ピーコさんのファッションチェックで必ずひっかかるでしょう(笑)。

ちなみに私は、昨年2回目の成人式をお祝いしたばかり。
心身共に、いつまでもときめいていたいものでございます。