第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事編-11
2016年10月7日 第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事, 『魂の紀行』
2015年6月2日。
訪れた先は、ポルトガル・ファティマ。
1917年5月13日に「聖母マリア」が出現し、
さまざまなメッセージを託したとされる場所です。
あらわれた聖母マリアは、3人の子供たちに、
「毎月13日の同じ時刻、6回続けてこの場所に来るように」
と告げて消え去り、毎回その場に姿をあらわしたといいます。
やがてこの話は口コミで伝わり、最後となる6回目の出現時には、
7万人~10万人という大観衆が集まった前で、奇跡をあらわした、
と語り継がれています。
その際、人類の未来を示す「3つのメッセージ」が、
前出の「3人の子供たち」に託されました。
これが有名な『ファティマの予言』です。
3人の子どものひとり、
ルチア・ド・サントスが後に書き記した『3つの予言書』には、
「第1の予言」
当時起こっていた第一次世界大戦の終結を告げるもの
「第2の予言」
第二次世界大戦が勃発することと、その詳細について
が記されており、これらは、いずれも的中した、とされています。
しかし、「第3の予言」については、聖母マリアが子どもたちに
「予言を理解しやすい環境になる1960年を待つように、と告げた」
という理由から、すぐには公開されず、「予言」はバチカンによって、
厳重に保管されることになったといいます。
ところが、解禁となるはずの1960年を過ぎても、
「第3の予言」の内容は、バチカンから発表されず、2000年になってからようやく、
「3つ目の予言は、既に過ぎ去った危機だった」
という理由から、次のような予言内容を公表しました。
「予言は、1981年の教皇ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件だった」
第1、第2の予言が、世界規模の出来ごとであることを考えれば、
「長い間伏せられていた予言が、法王の暗殺であるわけがない!!」
と、当時はさまざまな憶測を呼んだようですが、
バチカンからの公式な発表は、現在のところ、これがすべてのようです。
「だったらさぁ、直接訊いてみたらいいんじゃない?」
「えっ、どうやって?」
「我々には、長さん、という強い味方がいるじゃないですか」
「おおー、なるほど。
そーでした、そーでした(笑)」
ということで、今回の「祈りの旅」には、
「ファティマにあらわれた『聖母マリア』様に、直接、予言の内容を訊いてみよう」
という目的も、しっかりと組み込まれていたのでした。
聖母マリアが出現したとされる場所に建つ礼拝堂で、4人の意識を合わせます。
自分は、いつものように、ただ淡々とアースヒーリング。
横では、長さんがメッセージを受信している様子です。
「これから宗教界に大きな変革が訪れるようですね。
その波は、どうやら2018年~2020年頃から、皆にわかるような形でやってきそうです」
「第3の予言」の内容が「宗教界に大きな変革が訪れる」というものであれば、
その解釈によっては、バチカンが発表することをためらったことも納得できます。
いっぽう、自分がエネルギー交流の中でみえたビジョンは、
「青系の色で、6枚の花びら」のようなマーク。
色や形の雰囲気から、スペイン・モンセラットの「黒いマリア像」との交流でもあらわれた、
「女性性」を示すマークのようです。
「やはりこの地も、『思念』のルート上だったのか・・・」
旅仲間の滝沢泰平さんが「天下泰平」ブログでも紹介している「思念」のルート。
http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51915637.html
ファティマもまた、この「思念」の癒しに大きく関係した場所であったようです。