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第4章 道東での御神事-1

 
2014年2月24日。

「今年は、一緒に北海道をまわりたいね」

この日一緒に食事をしていた御2人、
うーさん、原さんとの会話が
同年8月におこなわれた「道東でのご神事」の発端です。

タイ在住のデザイナーである
うーさんとの最初の出会いは、
2013年7月27日。

既に親しくお付き合いのあった
原さんが紹介してくれたのでした。

職業柄もあってか、とても感性豊かなうーさんは
スピリチュアルなメッセージを受け取る達人ということもあり、
初対面からすっかり意気投合(笑)。

この日も、大いにアヤシげな話で
盛り上がっていたのでした。

その席で話題に上ったのが、
ここ数年ですっかりお馴染みになった1人の宗教家のお話。

そう、2012年7月17日の体験(序章-1)以来、
ずっとお導きをいただいている
ある宗教団体の開祖・Dさんです。

70年ほど前にこの世を旅立ったDさんですが、
必要に応じて、今もあちらこちらへ出没し(笑)
ご縁ある方に、さまざまな導きをおこなっているようです。

そしてこの日も、氣づけばそこに
Dさんのエネルギー体が・・・。

「僕、Dさんとはご縁が深いようなんだよね。
 行く先々が、Dさんの軌跡だったり、
 ここ数年は、関係者の方々と親しくなったり」

「えっ、うーさんもですか!?
 じつは自分も・・・」

と、2012年7月17日の出来ごとを話す私。

「えーっ!マジで??」

と、驚くうーさん(笑)。
 

「きっとこれも、そーゆーご縁だよね。
 このメンバーで、祈りの旅をしようか」

「じつは、ちょうど原さんと
 そういう計画をしていたんですよ。
 場所はどこがいいですかね?」

「僕は以前、道東の湖をまわったんだけど、
 もう1度そこへも行ってみたいなぁ」
 

そのとき、「6」という数字が浮かびました。

こういうパターンは、Dさんが仕掛人(笑)。

「なんだか、6ヶ所あるみたいですよ。
 先ずは、うーさんご提案の道東からのようです」

こんなとき、見えない存在と交わされているやり取りでは
膨大な量の情報源の中から、
数字や場所がピンポイントで示されていきます。

とはいえ、
細かいところまでの情報が提示されるわけではないため
(旅を満喫させるためのご配慮かと思います・・・)
「なんとなく、腑に落ちる」という感覚を基に
日程やメンバーなどを、はめ込んでいきます。

まるで、パズルを完成させるようなイメージ
と言ったらわかりやすいでしょうか。
(よけい、わかりずらい(笑)?)

このときに感じたことは、次の3つ。

① 北海道でまわるべきエリアは6ヶ所
② スタートは道東で、3つの湖が中心となる
③ 日時は8月上旬

うん、ばっちりパズルがはまりました。

こうして、8月5日から
「道東3湖をまわる祈りの旅」がスタートしたのです。