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『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・後編-13

 
「九州でのご神事」まとめの続きです。
 
6 玉

今回の九州で、もっとも出現頻度が高かったのが「玉(の形をしたエネルギー)」。

まあ、「魂(たましい)」というくらいですから、
私たちの本質は、もともと「たま=玉」のようなイメージなのかもしれませんね。
 

今回の玉の話を振りかえってみると、

・千歳神社であらわれた青っぽい玉
第3章 九州での御神事・前編-4

・鵜戸神宮で「3人の女性に」と預かった玉
第3章 九州での御神事・前編-8

・高良大社であらわれた緑と青の玉
 しかも、ご祭神は「高良玉垂命」。
第3章 九州での御神事・前編-10

・志賀海神社であらわれた3つの玉
第3章 九州での御神事・前編-11

・対馬の浜辺 海面から小さな数珠のような玉と、大きな玉
第3章 九州での御神事・前編-13

・対馬の白岳 雄山と雌山の間から大きな玉
第3章 九州での御神事・前編-13

・宗像大社で玉のようなエネルギーが
 3人の女性メンバーのハートチャクラへ
 高宮では、さまざまな大きさの玉が光の柱のようにつながった
第3章 九州での御神事・前編-13

・高千穂峡の玉垂れの滝であらわれた青と緑の玉
第3章 九州での御神事・後編-2

・阿蘇での宿泊先・山口旅館の屋号が「玉垂」
第3章 九州での御神事・後編-6

・・・ざっと挙げただけでも、これだけの出演回数(笑)。
皆勤賞じゃないか、っていうくらい出てきています・・・。
 

さらに、今回ご縁をいただいた神様は、
高良玉垂命、豊玉姫、玉依姫、速瓶玉命、と、これもまた玉のつく名前ばかり。
 

先にも述べたように、私たちの本質が創造主の分け御霊(みたま)(=魂)
と考えると、「みたま」も「たましい」も「たま」がついていることから、
「玉=たま」は、本質そのものを示すメッセージと捉えることもできます。

私たちは、この地球においてさまざまな体験をするために
「こころとからだ」という宇宙服(地球服?)を着て
「地球観光」に来ている存在です。

もともとの本質である「魂」は、自らの計画(旅行プラン)に沿って、
約束した仲間たちと共に「こころとからだ」という宇宙服をとおした
さまざまな体験を満喫し、また魂の故郷へと還っていきます。

新しい時代は、すべての人たちが、こうした真実の自分の姿(=魂)
に氣づき、その声に耳を傾けられるようになるのかもしれませんね。

「玉=たま」の出現は、
新しい時代の方向性を告げるために姿をあらわしてくれた
「メッセンジャー」だったようにも思います。
 

7 最後の宿泊地が、阿蘇の乙姫地区だったこと

ヒーリングの師匠が、なぜこの地に保養所を建てたのか。

「阿蘇は火の国だから」

という話はよく聴いていたのですが、「乙姫」という地名にも
大きな意味があると思うようになったのはつい最近のことです。

乙姫とは、竜宮城の主であり、今回のご神事でも度々あらわれた
豊玉姫とも深い関係があるとされている存在です。

竜宮城=海の城=水

そう、火の国・阿蘇と、陰陽の関係を成しているのです。
 

ここ数年、ミラクルアーティストのはせくらみゆきさんから
「最近、乙姫様からよくメッセージが来るの」
と連絡をいただくことが何度かありました。

「乙姫は、音秘め。
 音は言霊(ことだま)だから、言葉に秘められたエネルギーが
 いよいよ表に出てくるタイミングみたい」

この言葉のとおり、みゆきさんは
「おとひめカード」や「あけのうた」を通して
言霊(言葉の力)を表に出すはたらきをしていくことになりますが、
2014年12月の締めのご神事に、この「あけのうた」が大きく関わること
になるお話は、また順を追ってお話したいと思います。
 

10日間にわたる九州祈りの旅が、阿蘇の乙姫地区で締め括られたことは、
「音に秘められた力を表に出すタイミングは、まさに今である」
という、大いなる意志からのメッセージのように思えてなりません。
 

追記

2014年7月4日。
阿蘇空港から、羽田空港経由で新千歳空港へ到着。

そのまま、6月25日に立ち寄った千歳神社へご挨拶に向かいます。
第3章 九州での御神事・前編-4
 

九州へ出発する日の朝、ここであらわれた「青っぽい光の玉」は、
前述のとおり、行く先々で何度も我々の前にあらわれました。

「玉」に導かれた九州祈りの旅も、
出発日にいただいて行った「手水」を戻して完了です。

今回立ち寄ったさまざまな場所の水とブレンドされた「手水」は
「融合・統合・調和」のひな形として、還させていただきました。
 
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翌7月5日は、氏神様である白石神社へご挨拶。

ここでも、いただいて行った手水をお還ししました。

ご挨拶のお祈りをしていると、
ふと奥にあるお宮の文字に目が止まりました。

 白石竜宮神社
 ご祭神 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)

あらら、ここもやっぱりつながっていたんですね(笑)。
 

出発日にあらわれた六芒星に、五芒星が重なり、
きれいな八芒星を形づくりました。

「融合・統合・調和」のシンボルマークです。
 
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1 地球原初のエネルギーへの元還り(=愛に満ちた新しい星への生まれ変わり)。
 エジプト(鳴門?)から続く「融合・統合・調和」のひな形への祈りを
 世界のひな形である「日本」でおこなうこと。

2 日本の中でも、古くから海外との交流の要となっていた
 北九州地区、対馬を中心としてのひな形にはたらきかけることで、
 諸外国との関係、とくに日韓をつなぐルーツ和合の祈りを捧げること。

3 陰と陽、天と地など、2極に分かれていたものが、融合・統合・調和され、
 すべてが1つになる時代のエネルギーゾーンへ礎となる祈りを捧げること。
 

3つの方向性に祈りの意識をフォーカスして巡礼した九州の旅も、無事完了です。

はるか昔に約束を交わし、貴重な時間を共に過ごした魂友たち。

そして、長期間にわたりご愛読いただきました皆さまに、
あらためまして感謝申し上げます。

本当にどうもありがとうございました。
 

次回より紹介させていただく第4章「道東でのご神事編」では、
今回の九州祈りの旅で示されたサインが再び登場し、
第5章「出羽三山でのご神事編」
第6章「台湾でのご神事編」への伏線が敷かれていきます。

引き続きご愛読いただけましたら幸いです。

 
※第4章「道東でのご神事編」は、8月下旬のスタート予定です。

『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・後編-12

 
「九州でのご神事」まとめの続きです。
 

4 三柱

住吉三神。
海神三神。
宗像三女神。

今回の九州祈りの旅で、たびたびあらわれた「三柱」の神様です。

「なんで、『3』なんだろう?」

と思ったとき、ふと思い浮かんだのが
ミラクルアーティストはせくらみゆきさんに教えていただいた
「数霊(かずたま)」のお話でした。

「3は、1つの完成を示す数霊。
 ものごとの理(ことわり)をなす。
 バランスよく調和されたかたちが作られていく」

現在・過去・未来。
天と地と人。
火(ひ)と風(ふ)と水(み)。(ひふみ=123)

天地自然の摂理を示すものは、どれも3がキーワード。

キリスト教の「父と子と聖霊(三位一体)」もそうですね。
 

また、数霊と言霊の関係において
「3」は「う」になるそうです。

そう、「うーの言霊」です。
第3章 九州での御神事・後編-11

いつものことながら、この仕組まれたかのような展開。
(仕組まれているのですが(笑)・・・)

「三柱の神様」が示していた意味の一端は、
「天地自然の摂理」をあらわし、
それはまた「うーの言霊」にもつながっている、
ということだったようです。
 

5 金の御幣

禊(みそぎ)発祥の地である江田神社で預かった「金の御幣」。
第3章 九州での御神事・前編-7
 
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伊勢の天岩戸神社で預かった鍵のように
鳴門と富士の御神事-2)
はじめはどこでどう使われるものか、さっぱりわかりませんでしたが、
けっきょくそれは、阿蘇の火口に吸い込まれていったのでした。

第3章 九州での御神事・後編-9
 

阿蘇の火口を走る車中で、えりこさんが教えてくれたのは
「昔、阿蘇では、火口に御幣を投げ入れて噴火を鎮める祭祀があったみたい」
というお話。

伊勢の天岩戸神社で預かった鍵が、鳴門の渦に吸い込まれて
富士山のエネルギーゾーンにはたらきかけたように、
今回の「金の御幣」もまた、阿蘇山の火口に吸い込まれて、
どこかのエネルギーゾーンにはたらきかけているようです。

ここで、
「このことが、どんなゾーンに、どのようにはたらきかけているのだろうか?」
と、深く詮索しないのが鳴海流(笑)。

知る必要があれば、ビジョンでみえたり、
誰かが教えてくれるわけですから、
深追いする必要はないわけです。

そう考えると、氣がラクでしょ?

これを「お氣楽な状態」といい、
鳴海流ヒーリングの根幹をなす考え方なのです。
(というほど、大げさなものではありませんが(笑)・・・)
 

禊発祥の地・江田神社で預かった「金の御幣」は、
こうして阿蘇の火口にて、
しかるべきエネルギーゾーンへと無事届けられたのでした。

『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・後編-11

 
「九州でのご神事」まとめの続きです。
 

2 「うー」の言霊

九州ご神事が決定してからの瞑想中、
「うーの言霊」というメッセージと共にあらわれたのは
九州全土に点在して光る3つの場所。

地図で調べてみると、
そこには「う」から始まる4つの神社がありました。

宮崎県 鵜戸神宮(うどじんぐう)
福岡県 宗像大社(む(→う)なかたたいしゃ)
    住吉大社(す(→う)みよしたいしゃ)
大分県 宇佐神宮(うさじんぐう)

第3章 九州での御神事・前編-2
 

それにしても、なぜ「う」?

その答えは、阿蘇で合流したちょうさんが解き明かしてくれました。
 

「現在の地球人が持っている価値観(集団想念)に
 大きく関係しているのが『呉(ご)』という一族。 
「秦氏(はたし)」という総称で呼ばれる人々です。
 この「呉」は「う」とも読むことができますから、
「うーの言霊」というメッセージは、今回の祈りの旅が
 世界のひな形である日本の発祥に関わるご神事で
 あることを示していたのではないかと思います」
 

たしかに、「地球原初のエネルギーへの元還り」
というエジプトから続く一連のご神事の目的からも、
世界のひな形「日本」発祥に関わるゾーンへの働きかけは
とても大きな意味を持つことでしょう。

地球上に、経穴のようにして存在するパワースポット。

そのなかでも「うーの言霊」にかかわるポイントで祈りを捧げ
しかるべきエネルギーゾーンにはたらきかけることが、
今回のご神事のたいせつな目的の1つだったようです。
 

3 妙見信仰(みょうけんしんこう)

妙見信仰とは、主に「北極星・北斗七星」を中心とする信仰で、
太陽信仰が始まる前は、世界の信仰の中心であったと云われています。

北極星、北斗七星などを中心としながらも
星々を神として崇める「多神教」の考え方がベースになっているのは、
日本の「八百万の神」の考え方に似ていますね。
 

今回の祈りの旅では、この妙見信仰に関わるサインが
さまざまなところであらわれました。

対馬の浜辺で祈りを捧げたとき、自然にできあがった陣形が北斗七星だったり、
第3章 九州での御神事・前編-13
 
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その後訪れた阿麻氐留(アマテル)神社の石版に北斗七星が彫られていたり、
第3章 九州での御神事・前編-14
 
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メンバーのシゲちゃんが御祖神社という「妙見宮」に導かれていたり・・・。
第3章 九州での御神事・前編-22
 

太陽信仰が主流となってから、
妙見信仰はなぜか隠される信仰となってしまったようですが、
前回述べた「融合・統合・調和」の時代を迎えるためには
自然界すべてに神が宿るという「八百万の神」的な思想の「妙見信仰」が
いま一度表舞台へと出てくる必要があるのかもしれません。

今回の祈りの旅であらわれた「北斗」「妙見」というキーワードもまた、
「融合・統合・調和」の時代を示しているのではないかと思います。