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『魂の紀行』 第2章 エジプトでの御神事・本編(後編)-14

 
オールド・カイロの聖ジョージ教会で、
今回のエジプト紀行最後の御神事が完了しました。

「けっきょく、最後の最後まで御神事になっちゃったねぇ。」

 そう言いながら、とても嬉しそうなチーム・エジプト(笑)。

 本当に、最初から最後まで、濃過ぎる旅でした・・・。

「さあ、あとは空港へ向かうだけ。」

 と、オールド・カイロの来た道を戻る途中、
 ある教会のレリーフに目が止まりました。
 
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 あっ、またあのマーク!(笑)

 カルナック神殿で観えた羽のようなマークが、
 今度は逆さになっています。
 
マーク(羽)-2
 

 そういえば、ついさっき聖ジョージ教会で行った御神事の時にも
「白い十字架」に重なるようにして、このマークが現れました。

 その時に、メッセージとして伝わってきたのは「八方に広がる光」。

 そして、「融合・統合・調和は、愛によって成される」という言葉。

 でも、他にも何か意味があるような・・・。

 意識をそのレリーフに向けると、
 さらに続きのメッセージが伝わってきました。

「・・・イスラム教とキリスト教の和解・・・。
 融合・統合・調和は、愛によって成される。」

 白い十字架に、羽のマークが重なったビジョン。

 そして、
 まるで握手をしているかのようにも見えるこの教会のレリーフ。

 これらは、今回の御神事が、
 これから訪れるであろうイスラム教とキリスト教の
「調和」のひな形に成ったことを示していたのでした。

 コム・オンボ神殿で行った、
 ハヤブサの神ホルス神とワニの神ソベク神との「仲直り御神事」も、
 このことに関連するたいせつなひな形だったようです。
(第2章エジプトでの御神事編・本編(前編)-7参照)

 エジプトの初日、
 いちばん始めに訪れたカルナック神殿でのサインの意味が、
 最終日の最後に明らかになるという、
 伏線が巧妙すぎるこの演出(笑)。

 6日間に及ぶエジプトでの御神事は、
 こうしてすべて無事完了したのでした。
 
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 連日のハードスケジュールを段取り、手配し、
 交渉、調整まで一手に引き受けてくれたガイドのアムロ。

 あなたのおかげで、とても素晴らしい旅ができました。

(みんなとの、前世での繋がりもわかったしね(笑))

 どうもありがとう!

 そして、信頼関係という言葉だけでは言い尽くせない、
 約束の魂友たち。

 この時代も、こうしてみなさんと出会い、
 魂の紀行をご一緒できたことに、
 あらためて心から(魂から)感謝します。
 

 渡航延期の警告が出ている中、
 流れを信頼して送り出してくれた家族のみんな。

 留守中いつも会社を任せてしまっている、
 頼れるスタッフのみなさん。
(えっ、いない方がいい(笑)?)

 本当に、いつもどうもありがとう!!

 エジプトでの御神事編、ひとまず、ここで完了です。
 

追記1
 
 そうそう、それからもう1つ報告を。
 帰国後すぐに、Rちゃんからシェアされた情報です。

「皆さま、帰国後の翌日20日、外務省の海外渡航情報で、
 シナイ半島を除く、エジプト 全土で「渡航禁止」が解かれ、
 リスクが1段階下がった「注意喚起」に訂正されました。
 ・・・祈りの力・・・すごいです。」

 
 愛と調和に満ちた新しい地球のひな形は、
 これから、大きな社会情勢の変化を伴いながら、
 少しずつ顕現していくことでしょう。

 その変化の大きさは、
 時に私たちの想像を超えるものかもしれませんが、
 すべては大いなる意志の計らいの中にある出来事です。

「融合・統合・調和は、愛によって成される」

 あなたと一緒に、
 新しい地球を創っていけることを楽しみにしています。
 
 

 第2章 エジプトでの御神事編・本編(後編) 完

 第2章 まとめと後日談は、3月上旬公開予定です。

『魂の紀行』 第2章 エジプトでの御神事・本編(後編)-13

 
 驚きの連続だったカイロ考古学博物館をあとにし、
 今回のエジプト紀行・最終の訪問地となるオールド・カイロへ向かいます。

< オールド・カイロ >

 カイロ発祥の地であるオールド・カイロには、
 今も原始キリスト教の流れを汲むコプト教徒が数多く暮らしています。

 ここがどんな場所なのか、新約聖書から一部抜粋しますね。

「・・・見よ、主の使いが夢でヨセフに現れて言った。
『立って、幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい。
 そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。
 ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。』
 そこで、ヨセフは立って、夜のうちに幼子とその母を連れて
 エジプトに立ちのき、ヘロデが死ぬまでそこにいた。
 これは、主が預言者を通して
『わたしはエジプトから、わたしの子を呼び出した。』
 と言われたことが成就するためであった。」
(新約聖書・マタイの福音書第2節より)
 
P9180390
 
 生まれてすぐのイエスとその家族は、
 メシアの誕生を恐れていたヘロデ王から逃れ、
 この地へと辿り着いたのでした。

 私たちが訪れた聖ジョージ教会が建っているのは、
 かつて、イエスとその家族が身を寄せていたと云われる場所。

 教会内には今でも、
 聖家族が使用していたと云われる井戸が遺っています。

「この井戸を囲んで、御神事だね。」

 例のごとく、私たちの他には、誰もいなくなった部屋。

 今回のエジプト紀行最後の御神事は、
 聖なるエネルギーが漂うこの場所で行うことに決まっていたようです。

 祈りを捧げ始めてすぐに、とても懐かしい感覚が湧き上がってきました。

 やさしく光り輝く、白い十字架のビジョンが観えます。

 そこへ、見覚えのあるマークが重なりました。
 
マーク(大・羽)-2
 
 想い出しました!

 カルナック神殿で観えた、あの羽のようなマークです。
(第2章エジプトでの御神事編・本編(前編)-3参照)

 十字架に、Xの文字が重なったビジョンは
「米」という漢字にも似ています。

「・・・光は、八方に広がる・・・。
 融合・統合・調和は、愛によって成される。」

 やわらかくてやさしい、真っ白な光が、
 部屋いっぱいに広がりました。

 ローマ帝国の統治時代から、
 長い迫害の歴史を歩んできたコプト教徒。

 しかし、その魂は、
 とてもやさしく輝いていたことが伝わってきます。

「融合・統合・調和は、愛によって成される。」

 とてもたいせつなメッセージを受け取り、
 今回のエジプト紀行・仕上げの御神事が完了しました。

『魂の紀行』 第2章 エジプトでの御神事・本編(後編)-12

 
 カイロ考古学博物館・ツタンカーメンの部屋。

 黄金のマスクが
「ツタンカーメンの意志を、未来に再発動させる装置らしい」
 とわかった私たちは、
 ギザのピラミッドで受けたメッセージを想い出していました。

「今、五芒星の扉は開いた。次に、六芒星の扉が開く。」
(第2章エジプトでの御神事・本編(後編)-2参照)

 鳴門や富士山での御神事で観えた五芒星と六芒星のビジョン。

 一昨年訪れた京都の安倍晴明神社も、五芒星がシンボルマークでした。
 
ピラミッド3-
 
ピラミッド4
 
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 そして、原初エジプトの紋章。
 
融合マーク1
 
融合マーク2
 

 一連の御神事で示されていたサインは、すべて
 来たるべき「融合・統合・調和」の新しい時代、
 新しい星生みを表していたのです。

 Sちゃんが、氣づきをシェアしてくれました。

「もしかしたら、アムロはツタンカーメンの魂と、
 とても縁が深いんじゃないだろうか。
 僕はツタンカーメンのお父さんと、
 Tちゃんはお母さんと深い縁があるような氣がする。
 Yちゃんは、奥さんかな・・・。」

 Rちゃんと自分は、
 同じ時代に神官として祭事を取り仕切っていた魂と縁が深いようでした。

 たしかに、Rちゃんがクリスタルヒーラーであることや、
 自分もアースヒーラーとしての覚醒があったこと、
 御神事の際にみんなの配置イメージが浮かんでくることも、
 そう考えると納得がいきます。

 アムロとSちゃんが、何度も涙ながらの会話を繰り返していたのも、
 親子としての記憶が顕現した「魂の会話」だったからなのでしょう。

 5人で御神事をしてきたつもりのエジプト紀行。
 でも、じつは6人で行っていたんですね。

 あ、ここでも「5」(五芒星)と「6」(六芒星)。

 いやはや、最後まで氣づきの多い旅ですねぇ。

 
追記1

 ツタンカーメンの部屋での御神事は、
 みんなのエネルギーラインが繋がり、五芒星や六芒星が現れ、
「完了」のサインが出ると同時に、監視員から声をかけられました(笑)。

「君たち、いったい何をしているの?
 そういうことは、すぐに止めてほしい。」

 はい、もう終わりましたので(笑)。

「監視員さんが声をかけてくれたのは、
 御神事完了のサインだったんだね。」

 部屋を出て、そう話していたところへ、
 外国人の若者たちが近づいて来ました。

「あなたたちは、あの部屋で何をしていたの?」

「世界のみんなが幸せになるように、お祈りをしていたんだよ。」

「そうか!それは、どうもありがとう!!」

 国境を越えた笑顔もまた、御神事が無事完了したことのサインだったのだと思います。

 

追記2

 カイロ考古学博物館では、ミイラ室にも立ち寄りました。

 ここには、ラムセスⅡ世をはじめとした
 ファラオたちのミイラが安置されています。

 私たちは、1体1体の前に立って祈りを捧げました。

 エジプトという、宇宙エネルギーとのゲート地において、
 大きな役割を担ってきたファラオたち。

 その時代、時代に合った御役目を果たしてこられたことに、
 敬意を込めて祈りました。

 それぞれの想いを感じながら、最後の1体に祈りを捧げ終えた瞬間、
 部屋の中央上部に大きなエネルギー体の存在を感じました。

 それは、個々の魂という感じではなく、
 ファラオたちの意志が集合したエネルギー体のようです。

「あなたたちの想いは、伝わった。
 私たちが真に望んでいた理想郷。
 愛と調和に満ちた、新しい地球。
 すでに、それは始まっている。」

 魂に響くファラオたちからのメッセージ。

 私たちは、時を超えた想いが
 しっかりと引き継がれていたことを、
 改めて確認したのでした。