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第6章 台湾・日月潭での御神事-7

 
台湾・日月潭での祈り。

最後に訪れた「龍鳳宮」は、
その名が示すとおり、
龍と鳳凰が祀られている宮。
 

拉魯島で祀られていた
「玉島社時代の神様」が
移動された場所でもあります。

 
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龍と鳳凰は、古来からそれぞれ
男性性と女性性のような、
両極の関係にあるエネルギーの象徴とされてきました。

どちらも強いエネルギー同士だからこそ、
「融合・統合・調和」された時のパワーは凄まじく、
まさにこれからの「新しい時代」に必要不可欠となる
大切な「祈りの場所」であることがわかります。

また、ここで感じたのは
2013年にエジプトのコム・オンボ神殿で行なった
ワニの神とハヤブサの神の「仲直りご神事」
とも関係しているということ。

「融合・統合・調和」への流れは、
目にみえない世界から、どんどん進んでいるようです。

第2章 エジプトでのご神事・本編(前編)-7
 

強烈な「融合」のエネルギーの流れを感じながら、
本日の「締め」の祈りに、皆がこころを合わせます。
 

しばしの静寂の後、ビジョンの中に
日月潭の湖面から大きな丸い板のようなものが、
光りながら、どんどん天へと昇っていく様子が
浮かんできました。
 

「・・・もしかして、これはウロコ!?」
 

1つ1つのエネルギーがあまりにも大きくて
初めはよくわかりませんでしたが、
どうやらこの丸い光の板は
巨大な「龍のウロコ」のようです。

めったに御目にかかれないぐらいの
それはそれは、大きなエネルギー体。
 

「いま、もの凄い勢いで
 何かが昇っていったよね!?」
 

何名かのメンバーも、湖面から立ち昇った
大きなエネルギーを感じていたようです。

 
PB110183
 

台湾・日月潭で捧げた
3ヶ所のキーポイントからの祈り。
 

1ヶ所目の文武廟で感じたのは
「垂直」に広がるエネルギーでした。

2ヶ所目の玄奘寺では
「天」から「地」へ向かうエネルギー。

そして、ここ龍鳳宮で感じたのは
「地」から「天」へ向かうエネルギー。
 

日月潭を囲うようにして存在するこの3つの
エネルギーポイントに意識を合わせてみると、
それぞれが「立体型の巨大なクロス」の一端
を示していることに氣づきました。

そして、その真ん中にあるのは、
日月潭のシンボルであり、
サオ族の聖地でもあったというあの拉魯島。

玄奘寺からの祈りで、
真っ白なクロスの中央に浮かんでいた、
青と緑に輝く地球のひな形となった島です。
 

「地球の進化発展は、大いなる意志のもと、
 宇宙の大きな法則の中で行なわれている」
 

3ヶ所のエネルギーポイントから構成された
宇宙を象徴する巨大なクロスのエネルギーは
進化する地球(=玉島)を「愛」で包み込む
宇宙の大いなる意志を示していたようです。

 
PB110175
 

第6章 台湾・日月潭での御神事-6

 
2014年11月11日、台湾日月潭での祈り。

文武廟での、11時11分の祈り合わせを終え、
2ヶ所めの訪問場所・玄奘寺へと向かいます。

ここは『西遊記』でもお馴染みの
三蔵法師の遺骨が祀られているお寺です。

 
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玄奘寺の高台からみえる小さな島。

じつは、この島こそ日月潭のシンボルであり、
サオ族の聖地でもある拉魯島(らるとう)。

今回の祈りの旅における、
たいせつなキーポイントです。

 
PB090085
 

祈りの旅メンバー・滝沢泰平さんは
ご自身の「天下泰平」ブログで
拉魯島を次のように紹介しています。
 

「この島は台湾の日本統治時代には
『玉島』という名称であり、ここには
「玉島社」と呼ばれていた神社があって
 広島の厳島神社の水の神様と同じ
 市杵島姫命(イチキシマヒメ)が
 祀られていたようです。

 日月に玉島というと、知っている人は
 すぐにピンとくるかもしれませんが、
 かの有名な日本史上最大の預言書
 『日月神示』は、文字通り日月潭と同じ
 「日」と「月」が名称にあり、またこれを
 自動書記で書き下ろした岡本天明は、
 岡山県倉敷市の”玉島”という
 地域出身の方であります。

 また日月神示や岡本天明と
 縁が深いだけでなく、
 実際に大本教では、
 この日月潭は聖地として重要視
 されている場所であり、
 出口王仁三郎も生前に何度も
 この地を訪れて
 ご神事を行っていたようです」

続きはコチラから
 

市杵島姫命(イチキシマヒメ)は、
九州でのご神事においても要となっていた存在。

目にみえない世界のつながりと導きを
あらためて感じさせられます。
 

事前のエネルギー調整で感じたままに、
玄奘寺の高台から、向かい側にみえる
拉魯島に意識を向け、祈りを捧げます。
 

この場所からの祈りでみえたのは、
玉島を中心とした真っ白な「光のクロス」。

そのクロスの中心で、
玉島が青と緑に光っているビジョンでした。
 

クロスが発するエネルギーは
天から地へと流れながら、
メンバー全員にどんどん広がっていきます。
 

この時、とても興味深かったのは
クロスの先端(根元?)が泰平さんと
つながっているようにみえたこと。

泰平さんとクロスに
じつは深ーいご縁があったことは、
ここから半年後に訪れるスペイン・ポルトガル
で明らかになるのです・・・。
(詳細は『魂の紀行』第7章で!!)
 

「本当にきれいなクロスだなー」

つい見とれていると、
不意に、このクロスに包まれた
玉島の意味が浮かんできました。
 

「そうか!
 これは、玉島を『地球』に見立てた
 ひな形のご神事だったんだ!!」
 

そのとき、上空にあった太陽の光が
十六菊花紋のように広がりました。

「凄い!
 光のカーテンが放射状に広がってる!!」

 
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その場に居合わせた誰もが、
はっきりと大自然の意志を感じるほどの絶景。
 

光の中心は、勾玉のかたちや、
太陽と月のようにも変化しながら、
私たちに「新しい時代」の到来を
あらためて確信させてくれたのでした。
 

真っ白なクロスにすっぽりと包まれた
青と緑に輝く玉島(=地球)。
 

「地球はいま、
 こんなに凄い光のクロスの中にいるんだ」
 

日月潭の聖地・拉魯島がみせてくれた
壮大なビジョンに胸をふるわせながら、
最後の目的地・龍鳳宮へと向かいます。

 
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第6章 台湾・日月潭での御神事-5

 
2014年11月11日11時11分。

日月潭の畔に建つ「文武廟」からの祈り。

日本からのメンバーは、私を含めて5名。
台湾在住の4名のメンバーと共に、
9名全員が心を1つにして祈りを捧げます。

 
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「今回の祈りは、新生地球誕生を祝う『お祝いご神事』である」

前夜の瞑想で示されたメッセージを、再度、皆で確認。

旭惠の星野忠義さん、北海道の村松祐羽さん、原芳明さんが
順番にあげる祝詞に、9名の参加者全員が想いをのせます。

一人一人の祈りの想いが、日月潭のエネルギーと交流。

ビジョンの中に浮かんできたのは、
地球上のキーポイントを示すかのような様々なマークでした。

三角形やひし形、五芒星、六芒星、七芒星、八芒星といった
お馴染みのマークと共に、象形文字や梵字のようなマーク、
エジプトであらわれたアークや融合・統合・調和をあらわす
マークなどが、次々とあらわれては消えていきます。
 

ここ日月潭での祈りが、世界各地でおこなわれている祈りと
呼応し合っている様は、例えるなら、点と点が線になり、
線と線が面になって、どんどんつながっていくイメージ。

地球全体が、優しく温かなエネルギーに包まれていきます。
 

「なんだか、もう絶対大丈夫だ!って思えてきたね」

「そうそう、よくわかんないけど、凄い安心感(笑)」
 

祈りを終えた9名のメンバーは、心地良い余韻に浸りながら、
それぞれ「絶対的な安心感」と共に「新しい時代」の始まりを
確信していました。
 

11月11日11時11分の祈り。

それは「1」の数霊が示すように、
地球が新しく生まれ変わったことを示す
「新生地球誕生 祝福の祈り」だったようです。

 
PB110145 

 
追記

2013年のエジプトでのご神事でたびたびあらわれた
「融合・統合・調和」を示すマーク。

平取町て_のマーク2

埔里の地母廟においても出現したことは先にも述べました。

第6章-2
 

文武廟からの祈りでは、様々なマークが出現しましたが、
その中でも要となっていたのは、やはりこのマーク。

「どこでもあらわれるってことは、
 それだけ大事だ、ってことか・・・」

と、今さらながら当たりまえのことを思いつつ(笑)
祈りの帰路となる文武廟の中を歩いていると・・・。

「・・・ん?」

装飾の壁画を囲うようにして並ぶ文字が
なんだか妙に氣になり出しました。

 
PB090077
  

そうなんです。

その中のいくつかの文字が、あのマークに似ているのです。

平取町て_のマーク2

壁画の前に立ち止まっている私をみて、台湾の頼さんが
その文字の意味について次のように教えてくれました。

「鳴海さん、この文字氣になる?
 これはすべて「寿」という字。
 台湾では「頂天立地」と言って、
 天を頂き、地に立つもの。
 つまり「人間」をあらわしている文字ね」

なるほど!!

天と地は「人」を媒介とすることによって
新しい時代への「融合・統合・調和」が完成する。
 

頼さんのひと言でみえてきた
「融合・統合・調和」マークの本質。
 

文武廟でもたいせつな氣づきをいただき、
次の目的地・玄奘寺へと向かいます。