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第6章 台湾・日月潭での御神事-8

 
「2014年11月11日11時11分に
 台湾のど真ん中にある湖・
 日月潭でお祈りを捧げよう!!」

そんな想いからスタートした今回の「祈りの旅」。

起こった出来ごとと、氣づきをまとめてみました。
 

1 「日本列島(=龍体)ひな形」論

大本教の出口王仁三郎さんは、
「日本列島は、世界のひな形である」
という「日本列島ひな形論」をベースにして
次のように述べていたそうです。
 

「列島は、龍体そのもの。
 頭が北海道で、尻尾(足)が台湾」
 

この考え方を聴いた時に、
今回の「祈りの旅」の意味が腑に落ちました。
 

「台湾のど真ん中にある日月潭(湖)と
 北海道のど真ん中にある芦別岳(山)は
 エネルギー的にも陰陽の関係にあり、
 この2ヶ所で祈りを捧げることが
 『融合・統合・調和』という言葉に示される
 『新しい時代』の到来を象徴する意味合いを持つ」
 

王仁三郎さんが述べているように
日本列島が「世界のひな形」であるなら、
陰と陽の関係にある台湾と北海道が
エネルギー的繋がりを深めることはとても重要です。
 

さらに、いまのタイミングは
「パワースポットが、場所から人へ移行する」
と言われている「新しい時代」への過渡期。

天と地を媒介する「人」の存在が
ますます大切になってくるタイミングでもあります。
 

そう言えば、アースヒーリング時によくあらわれる
「融合・統合・調和」を示すマークについて、
台湾の頼さんがこんなことを言っていましたね。
 

「これ(マーク)はすべて「寿」という字。
 台湾では『頂天立地』と言って、
 天を頂き、地に立つもの。
 つまり『人間』をあらわしている文字ね」

第6章 台湾でのご神事編-5
 

天と地は「人」を媒介とすることによって
新しい時代への「融合・統合・調和」が完成する。
 

世界のひな形となる龍体(=日本列島)において、
天地人が「融合・統合・調和」する新しい時代。
 

地球全体が「融合・統合・調和」の時代を迎える
大きな流れは、もうすでに始まっているのです。
 

2 「真っ白なクロス」と「青と緑の玉」
 

三蔵法師の遺骨を祀る玄奘寺からの祈りで
向かい側にみえる拉魯島に意識を向けた時、
ビジョンの中にあらわれたのは、
日月潭全体にかかる真っ白な「光のクロス」でした。
 

そして、そのクロスの中心にあったのは
青と緑に光輝く拉魯島(玉島)。
 

じつは、この「青と緑」という組み合わせは
2014年6月に行った九州・祈りの旅でも
頻繁にあらわれていた「玉」の配色だったのです。
 

第3章 九州でのご神事・後編-13
 

2014年当時は「玉」の意味を次のように考えていました。
 

「私たちの本質 = 創造主の分け御霊(みたま) =魂」

「みたま」も「たましい」も「たま」がついているから、
「玉=たま」は、本質そのものを示すメッセージ・・・。
 

今回の「台湾での祈り」で
同じ配色の「玉」があらわれて氣づいたことは、
九州での解釈をさらに深めてくれるものでした。
 

「青と緑は『地球』を示す配色でもある」
 

拉魯島が、別名「玉(たま)島」と呼ばれていたことも
このことを示している証の1つでしょう。
 

つまり、ビジョンの中で、地球=拉魯島(玉島)が
光輝くクロスの中に包まれていたことは、
新しいステージへと進んでいく「地球」を
宇宙の「愛」が優しく包み込んでいる様子そのものだったのです。
 

今回示された壮大な「ひな形」は、遥か昔から
宇宙の意志によって計画されていたことだったようです。
 

3 「喜び」を動機にした祈り

「今回の祈りは、新生地球誕生を祝う『お祝いご神事』である」

11月11日の祈りの前夜、瞑想中に受け取ったメッセージは、
これまでの祈りのように「大難を小難に」というような
「難」があることを前提にするのではなく、
「地球が新しく生まれ変わったことを祝うご神事」であること。

そして、祈りの動機を「怖れ」ではなく「喜び」に替えていく
ことの大切さを教えてくれるメッセージでした。

第6章 台湾でのご神事編ー3
 

『喜べば、喜びごとが喜んで、喜び集めて喜びに来る』
 

「波動の法則」の中に
「同じような波動は引き寄せ合う」というものがあります。
 

それはつまり、「喜び」の波動が動機となった祈りは、
さらなる「喜びごと」を引き寄せてくれるということ。
 

「11月11日11時11分の祈り」

「1」という数霊(かずたま)が示すように
今回の台湾・日月潭でのご神事は
新しい時代の「始まり」をあらわすものでした。
 

「新生地球誕生を祝う『お祝いご神事』」
 

喜びを動機とした祈りは、新しい時代が
「喜び」で彩られることを物語っているのです。
 

(第6章 台湾・日月潭でのご神事編 完)
 
 

第7章「スペイン・ポルトガル編」は
7月下旬スタート予定です。

第6章 台湾・日月潭での御神事-7

 
台湾・日月潭での祈り。

最後に訪れた「龍鳳宮」は、
その名が示すとおり、
龍と鳳凰が祀られている宮。
 

拉魯島で祀られていた
「玉島社時代の神様」が
移動された場所でもあります。

 
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龍と鳳凰は、古来からそれぞれ
男性性と女性性のような、
両極の関係にあるエネルギーの象徴とされてきました。

どちらも強いエネルギー同士だからこそ、
「融合・統合・調和」された時のパワーは凄まじく、
まさにこれからの「新しい時代」に必要不可欠となる
大切な「祈りの場所」であることがわかります。

また、ここで感じたのは
2013年にエジプトのコム・オンボ神殿で行なった
ワニの神とハヤブサの神の「仲直りご神事」
とも関係しているということ。

「融合・統合・調和」への流れは、
目にみえない世界から、どんどん進んでいるようです。

第2章 エジプトでのご神事・本編(前編)-7
 

強烈な「融合」のエネルギーの流れを感じながら、
本日の「締め」の祈りに、皆がこころを合わせます。
 

しばしの静寂の後、ビジョンの中に
日月潭の湖面から大きな丸い板のようなものが、
光りながら、どんどん天へと昇っていく様子が
浮かんできました。
 

「・・・もしかして、これはウロコ!?」
 

1つ1つのエネルギーがあまりにも大きくて
初めはよくわかりませんでしたが、
どうやらこの丸い光の板は
巨大な「龍のウロコ」のようです。

めったに御目にかかれないぐらいの
それはそれは、大きなエネルギー体。
 

「いま、もの凄い勢いで
 何かが昇っていったよね!?」
 

何名かのメンバーも、湖面から立ち昇った
大きなエネルギーを感じていたようです。

 
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台湾・日月潭で捧げた
3ヶ所のキーポイントからの祈り。
 

1ヶ所目の文武廟で感じたのは
「垂直」に広がるエネルギーでした。

2ヶ所目の玄奘寺では
「天」から「地」へ向かうエネルギー。

そして、ここ龍鳳宮で感じたのは
「地」から「天」へ向かうエネルギー。
 

日月潭を囲うようにして存在するこの3つの
エネルギーポイントに意識を合わせてみると、
それぞれが「立体型の巨大なクロス」の一端
を示していることに氣づきました。

そして、その真ん中にあるのは、
日月潭のシンボルであり、
サオ族の聖地でもあったというあの拉魯島。

玄奘寺からの祈りで、
真っ白なクロスの中央に浮かんでいた、
青と緑に輝く地球のひな形となった島です。
 

「地球の進化発展は、大いなる意志のもと、
 宇宙の大きな法則の中で行なわれている」
 

3ヶ所のエネルギーポイントから構成された
宇宙を象徴する巨大なクロスのエネルギーは
進化する地球(=玉島)を「愛」で包み込む
宇宙の大いなる意志を示していたようです。

 
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第6章 台湾・日月潭での御神事-6

 
2014年11月11日、台湾日月潭での祈り。

文武廟での、11時11分の祈り合わせを終え、
2ヶ所めの訪問場所・玄奘寺へと向かいます。

ここは『西遊記』でもお馴染みの
三蔵法師の遺骨が祀られているお寺です。

 
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玄奘寺の高台からみえる小さな島。

じつは、この島こそ日月潭のシンボルであり、
サオ族の聖地でもある拉魯島(らるとう)。

今回の祈りの旅における、
たいせつなキーポイントです。

 
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祈りの旅メンバー・滝沢泰平さんは
ご自身の「天下泰平」ブログで
拉魯島を次のように紹介しています。
 

「この島は台湾の日本統治時代には
『玉島』という名称であり、ここには
「玉島社」と呼ばれていた神社があって
 広島の厳島神社の水の神様と同じ
 市杵島姫命(イチキシマヒメ)が
 祀られていたようです。

 日月に玉島というと、知っている人は
 すぐにピンとくるかもしれませんが、
 かの有名な日本史上最大の預言書
 『日月神示』は、文字通り日月潭と同じ
 「日」と「月」が名称にあり、またこれを
 自動書記で書き下ろした岡本天明は、
 岡山県倉敷市の”玉島”という
 地域出身の方であります。

 また日月神示や岡本天明と
 縁が深いだけでなく、
 実際に大本教では、
 この日月潭は聖地として重要視
 されている場所であり、
 出口王仁三郎も生前に何度も
 この地を訪れて
 ご神事を行っていたようです」

続きはコチラから
 

市杵島姫命(イチキシマヒメ)は、
九州でのご神事においても要となっていた存在。

目にみえない世界のつながりと導きを
あらためて感じさせられます。
 

事前のエネルギー調整で感じたままに、
玄奘寺の高台から、向かい側にみえる
拉魯島に意識を向け、祈りを捧げます。
 

この場所からの祈りでみえたのは、
玉島を中心とした真っ白な「光のクロス」。

そのクロスの中心で、
玉島が青と緑に光っているビジョンでした。
 

クロスが発するエネルギーは
天から地へと流れながら、
メンバー全員にどんどん広がっていきます。
 

この時、とても興味深かったのは
クロスの先端(根元?)が泰平さんと
つながっているようにみえたこと。

泰平さんとクロスに
じつは深ーいご縁があったことは、
ここから半年後に訪れるスペイン・ポルトガル
で明らかになるのです・・・。
(詳細は『魂の紀行』第7章で!!)
 

「本当にきれいなクロスだなー」

つい見とれていると、
不意に、このクロスに包まれた
玉島の意味が浮かんできました。
 

「そうか!
 これは、玉島を『地球』に見立てた
 ひな形のご神事だったんだ!!」
 

そのとき、上空にあった太陽の光が
十六菊花紋のように広がりました。

「凄い!
 光のカーテンが放射状に広がってる!!」

 
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その場に居合わせた誰もが、
はっきりと大自然の意志を感じるほどの絶景。
 

光の中心は、勾玉のかたちや、
太陽と月のようにも変化しながら、
私たちに「新しい時代」の到来を
あらためて確信させてくれたのでした。
 

真っ白なクロスにすっぽりと包まれた
青と緑に輝く玉島(=地球)。
 

「地球はいま、
 こんなに凄い光のクロスの中にいるんだ」
 

日月潭の聖地・拉魯島がみせてくれた
壮大なビジョンに胸をふるわせながら、
最後の目的地・龍鳳宮へと向かいます。

 
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