第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事編-2
2016年7月29日 第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事, 『魂の紀行』
2015年5月25日から約2週間、スペイン、ポルトガルをご一緒いただくことになった滝沢泰平さん、
長典男さん、高麗加緒里さんの御三方とのご縁は、どうやら、ただならぬものだったようです。
「鳴海さんとは、一緒に陰陽師やってましたよね」
長典男さんからのひと言は、とても初対面のあいさつとは思えないものでした(笑)
幼少の頃から「目にみえない世界」がよくみえていた(ややこしいですか)長さんは、
高野僧としての修行を通じてその才能をさらに磨き上げ、長年多くの方々の相談にのってきた、
いわばその道のプロ。
「前世でどんなご縁があったのか?」ということが、まるで「今日の朝ご飯は何だったの?」
という質問に答えるかのように(笑)スラスラと出てくるのです。
「当時、私は芦屋道満派に属していた陰陽師でしたが、鳴海さんは朝廷を護っていた
安倍晴明派の陰陽師。つまり、ライバルですね。かなり熾烈な争いをしていたようです」
ただならぬご縁であるとは感じていましたが、まさかライバル同士だったとは・・・。
それが今生では、こうして一緒に旅をしながら、スイーツ談義に花を咲かせることになろうとは、
当時は思いもよらなかったことでしょう(笑)
(長さんも私も、かなりのスイーツ男子(?)なのです)
「加緒里ちゃんは、私たちとはまた異なる派に属していた陰陽師で、三つ巴の関係。
泰平さんは、朝廷側の公家さんでした」
異なる派閥の陰陽師が、公家さんに束ねられて道中を共にする・・・。
まるで、泰平さんが水戸黄門で、私と長さんがスケさん、カクさん、
加緒里さんが由美かおる、のようではないですか(笑)
エネルギーの層は「多重構造」になっている、と私は感じています。
そう、まるでミルフィーユのように!!
(スイーツ男子っぽい表現でしょ?)
そして、人それぞれにご縁の深いエネルギーゾーンが存在しているようです。
「この4人で祈りを捧げると、絶妙なエネルギーバランスとなって、
とても良い化学反応が起こるんですよ」
目にみえないものをみる達人・長典男さんがおっしゃるとおり、各エネルギーゾーンへ
働きかけている「祈りの作用」は、とてもバランスのよいものでした。
「4人しかいないのに、血液型がすべて揃っていることも関係しているのかなー」
加緒里さんの言葉に「もしかしたらそうなのかも・・・」と、
思わず納得してしまった私たちなのでした(笑)