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『魂の紀行』 別章 キョウヨアケタゼヨ-8

 
< ヒーリング三昧の高校生時代 >
 

初めて参加させてもらった
I先生の講演会。( → コチラから
 

さまざまな悩みを抱える人たちが、
どんどん明るく元氣になっていく
姿を見て氣づいたのは

「自分も、こんなふうに
 人に喜んでもらえるような
 仕事をしたい!」

という想いでした。
 

「その人に喜んでもらいたい、
 という想いがあれば、
 誰でも出来るんですよ。

 それは、この力が
 私のものではなく、
 授けられたものだからです」
 

I先生の言葉に勇氣づけられ、
下宿先の1室でヒーリングを
始めたのは高校生の時。
 

当時としては珍しい
「高校生ヒーラー」の噂は、
口コミで広がりました。
 

日中は学校、
夕方は相談者への対応、
それに加え、夜には電話による
ヒーリング依頼が相次ぎます。
 

ヒーリングは距離も時間も
関係ないため、
電話でも可能なのです。
 

学業はそっちのけで、
ヒーリングに明け暮れる日々。
 

札幌の繁華街・ススキノの
お店からもお呼びがかかり、

「商売繁盛」のヒーリングで
連日通い詰めた時期もありました(笑)
 

当時のことを話した
インタビュー記事から、
一部抜粋して紹介します。
 
 

— — — — — — — — — 
 
 

にんげんクラブ会報誌
2010年4月号より
 

< I先生との出会い >
 

鳴海
いくつかの宗教団体を
渡り歩いた頃、1冊の
本と出会いました。

それは、Iさんという
方の書いた本で、
その本を書店で見た時に、
凄い衝撃が走りました。

これは買わなければ、
と思って少ないお小遣い
から本を買って読んでみると、
もの凄く体が熱くなったのです。

その本には、霊的現象
というより、宇宙理論の
ような面白いことが
たくさん書かれていました。

この本を痛いところに
当てれば治りますよ、
といったことも書かれていて、
ああ、体が熱くなるのも
そのせいだな、と思いました。

読み終わると、手のひらに
金粉がたくさん出ていました。

すごい本だな、
と思ったのですが、
その本を読んだ後、
それまで起きていた霊的な
現象がぴったりとなくなりました。
 

インタビュアー
 へぇー。不思議ですね。
 

鳴海
 おそらく何かのエネルギーが
 やっぱりその本から
 出ていたのでしょうね。

「こんな凄い本を書いた
 I先生という方に、
 いつか会ってみたい!」
 と思っていたら、
 高校1年生の時にI先生の
 講演会が札幌であり、
 そこに伺うことができました。

 それはもう、
 大きな感動でしたね。

 あの時の強烈な衝撃は、
 今でも鮮明に覚えています。

 こんなに凄い力があるのか、
 と思いました。
 

インタビュアー
 その講演会では、
 どんなことが行われたのでしょうか?
 

鳴海
 その時の会場には800人くらいの
人がいたと思うのですが、
「どこか痛い人いますか」
 と先生が声をかけると、
 あちこちから
「肩が痛い」「腰が痛い」
 などと手が挙がります。

 そういった人たちに
「じゃあ今から
 エネルギーを送りますよ」
 と言って、
 先生がエネルギーを送ります。

 1人につき30秒ほどでしょうか。

そうすると、次から次に
それらの人がその場で
治ってしまうのです。

私と一緒に行った人も、
その場で症状が治ったので、
これはサクラではありません。

これは凄い!と思いまして
「ぜひ弟子入りしたい!」と
熱烈なラブレターをI先生に書きました。

そうしたら
「高校生なのに、
熱心で珍しいですね」
とお返事をいただいて、
それからいろいろと
ご指導をいただけるようになりました。
 

インタビュアー
I先生も、男子高校生から
ラブレターが来るとは、
びっくりされたでしょうね(笑)
先生のところには通われたのですか。
 

鳴海
 当時I先生は、毎月札幌に
 来られていたので、その時に
 お話をさせてもらったり、
 送念(エネルギーを送ること)
 の方法を習ったりして、
 私自身も始めるようになりました。

 結局、高校1年生から
 20歳までの約5年間続きました。

 じつは、私はそれまで医者に
 なりたかったのですが、
 送念を始めると
 いろいろな人の症状が
 良くなってしまうので、
 医者になる必要性を感じなくなり、
 勉強も手につかなくなってしまいました(笑)
 
 

< 日常茶飯事の「ビックリ現象」 >
 
 

インタビュアー
 当時のエピソードを教えていただけますか。
 

鳴海
 特に印象的だったことは、
 知人から

「友人が飛行機の乗務員を
 しているのだが、
 その人は体調が悪いまま
 飛行機に乗っていて
 心配なので、飛行中に
 エネルギーを送ってあげてほしい」

 と、頼まれた時のことです。

 その人の顔もわからず、
 物理的に距離も離れているわけですが、

 I先生から

「対象が特定できれば、
 時間や空間は関係ない」

 と教えていただいたことが
 あったので、やってみました。

 すると次の日に
 電話がかかってきて、

「ちょうどエネルギーを
 送ってもらった同じ時間に、
 急に楽になった」

 と、アメリカから
 連絡があったそうなのです。

 この力は、たとえ飛んでいる
 飛行機の中にいても
 通じるものなのか、
 と驚いたことがあります。
 

インタビュアー
 飛んでいる飛行機の中にも送れるのですね。
 

鳴海
 I先生と出会ってからの5年間は、
 いろいろなビックリ現象が
 たくさん起こりました。

 それまで起こっていた
 霊的現象は起こらなくなり、
 慢性的なだるさも解消しました。

 ある時は、
「ぜひ商売繁盛のエネルギーを
 店に入れてほしい」

 と、ススキノのお店に
 呼ばれて行ったことがあります。

 高校生なのにね(笑)

 店の奥の控え室で
 エネルギーを送っていると、
 客席のほうで
「あぁっ!」と声が聞こえる。

 何かなと思って見に行くと、
 お客さんの服や
 テーブルやカウンター、
 食器にいたるまで、
 店じゅう金粉だらけに
 なっていたことがあります。

 お客さんは手品か何かだと
 思って盛り上がっていました(笑)

 また
「土地が売れなくて困っている」
 という人のところに行って
 エネルギーを送ると
 すぐに売れた、
 というようなことは、日常茶飯事でした。

(抜粋ここまで)
 
 

  — — — — — — — — — —
 
 

 こうして読み返してみると、
 ヘンな高校生ですよね。
 

 自分の息子が
 こういう生活を送っていたら、
 かなり心配していたかもしれません(笑)。
 

 両親にあらためて
 感謝の氣持ちが湧いてきます。
 

 13歳の頃に
「医者になりたい」
 という表向きの理由を告げ、
 親元を離れてから約5年。
 

 18歳になった私は、
 医者とはまた違う道での
「癒し」を探求していたのです。
 
 
 

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