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『魂の紀行』 第2章 エジプトでの御神事・本編(後編)-1

 
 2013年9月16日。
 カイロで初めての朝を迎えました。
 窓の外にはピラミッドが観えます。
 
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 古代世界七不思議で唯一形が遺っている、ギザの三大ピラミッド。

 中でもクフ王のピラミッドは、
 平均2.5トンの石灰岩が230万個も積み重なって出来ている
 世界最大の石造建築と云われています。

 今回の旅で、ピラミッドでの祈りは最も大きな目的の1つ。
 本章・序編-2より、SちゃんとYさんに降りてきたメッセージを再度紹介します。

「太古の時代に、宇宙からこの地球におろされた光の柱、神々があった。
 その光の柱は、時代とともに少しづつ切られ、崩壊した。
 いまの地球は元あった木(光の柱)がブツ切りになり、
 その残骸が転がっている状態である。
 いま、地上であがめられている神様はその残骸である。
 それらを繋ぎ直し、本来のラインを建て直す事。
 その最たる場所こそがエジプトである。」

「究極的には、場所に光の柱を立てるだけでなく
「自らの中に光の柱を立てる=この地球に生まれて来た真の目的を思い出す」
 ということだと思います。」(Sちゃん)

「ピラミッドは、地球からみた宇宙、宇宙からみた地球の中で
 最良の場所に位置しているエネルギープラントであり、スターゲートである。
 エジプトに行く私たちのミッションは
 地球と調和する新しい世界を築き、新しい星を誕生させること!」(Yさん)

 それぞれの想いを胸に、クフ王のピラミッドへ到着です。
 例のごとく、私たちの他に観光客はほぼ皆無・・・。
 
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 高さ1.3mの狭い通路を、かがみながらしばらく進むと、
 高さ8.7mの大回廊へ出ました。目指す「王の間」まで、もうすぐです。
 
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「あれ?何だか、雰囲気が軽いな。
 あまり、大きなエネルギーも感じられない・・・。」

 到着した「王の間」は、確かに厳かな雰囲気はあるのですが、
 こうした場所に特有の「大きなエネルギーの存在感」がほとんど感じられません。

 期待の方が、大き過ぎたのでしょうか?

「じゃあ、御神事を行いましょう。」

 Yさんの呼びかけで、とりあえずスタンバイです。
 広い王の間にいるのは、我々5人のみ。

 ここでの陣形イメージが浮かびました。
 形は五角形のようです。

「Sちゃんは石棺の前、TちゃんとRちゃんは前方の両隅、Yさんと自分は後ろかな。」

 クリスタルヒーラーでもあるRちゃんが、
 水晶をそれぞれの前に配置してくれました。

 日本からお祈り合わせをしてくれているKさん、Mさんもイメージの中で参加です。
 
 準備万端!

 ライトな雰囲気のまま、御神事が始まりました。

 みんなそれぞれのスタイルで
「愛と調和に満ちた希望に溢れる新しい星」のために、祈りを捧げます。

 間もなく、とても大きな存在が王の間にアクセスしてきたように感じました。

 先ほどまでのライトな感じはどこへやら・・・。
 ぼんやりとしていたビジョンが、だんだんはっきりしてきます。

 ・天空から、王の間に青紫色の光が降り注いでくる
 ・私たちの魂がその光に反応し、星のように輝く
 ・それぞれに宿っている星(魂)は、さらに輝きを増し・・・
 ・星が繋がって、大きな五芒星を形成
 

 五芒星は光り輝いたまま、ピラミッドの地下深くにストーン!と落ちていきました。

 まるで、大きな五角形の鍵穴へ、星型の鍵を差し込んだようなイメージ。

 「カチャッ」と音がして、何か大きな扉が開いたような感じがしました。