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『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・前編-3

 

2014年6月6日。
九州での御神事へ向かうにあたって、メンバー全員が埼玉県・高麗駅に集合しました。

今回はチームエジプトの5人に、シゲちゃん推薦の御二方が加わり計7人のチーム編成。

シゲちゃんとは同じ町内会というムギちゃん、グンちゃんは、
今回の御神事に、大きく関わりのあるご縁のようです。

ちなみに、ムギちゃんというニックネームは「麦太」さんというお名前から。
グンちゃんは、本業の「宮司さん」をチャン・グンソク風にしてみました・・・。
 

ファミレスで「意識合わせ」を終えた7人が向かった先は、高麗駅からほど近い高麗神社。

高句麗からの渡来人である高麗王若王(こまのこきしじゃっこう)を御祭神にしています。
 

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紀元前1世紀に中国の東北地方に興った高句麗は、朝鮮半島の大半を有する強大な先進国
でしたが、建国から700年余りが経った668年、唐と新羅によって滅ぼされてしまいます。

このとき、難を避けて日本へ渡来した人々が高麗郷をつくり、郡を治めたのが高麗王若王。
その遺徳を偲んでつくられた霊廟が、高麗神社のはじまりとされています。

「今回、御神事をおこなう北九州は、渡来人とのつながりがとても深い場所なんだよね。
 グンちゃんが宮司をしている神社がある場所も「高麗(こま)」だし、
 ムギちゃんの姓に「高」の字がついているのも、今回の御神事の目的を示しているんだと思う。」

シゲちゃんの言葉に、納得のメンバー一同。

3週間後にせまった九州御神事に向けて結束を固めた我々7人は、エジプトの時と同じく、
目に見えない世界からの導きを、この後次々と体験していくことになるのです。
 

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追記
この日の夜、東京のホテルオークラでおこなわれたイベントで、1人の女性と出会いました。

初対面にも関わらず、相当なご縁の深さとお見受けしていましたが、
お名前をうかがって、またまたビックリ。

「私、『高麗(こま)』と申します。」

「来たーっ!」(こころの叫びです)

さらにさらに、

「今度の阿蘇にご一緒させていただくことになりそうなので、よろしくお願いします。」

「そう来たかーっ!!」(こころの叫びです)

今回の御神事もまた、最初から飛ばしてくれます(笑)。

九州への旅に向けて、準備が調ったところで、いざ出発です!!