『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・後編-11
2015年7月10日 第3章 九州での御神事・後編, 『魂の紀行』
「九州でのご神事」まとめの続きです。
2 「うー」の言霊
九州ご神事が決定してからの瞑想中、
「うーの言霊」というメッセージと共にあらわれたのは
九州全土に点在して光る3つの場所。
地図で調べてみると、
そこには「う」から始まる4つの神社がありました。
宮崎県 鵜戸神宮(うどじんぐう)
福岡県 宗像大社(む(→う)なかたたいしゃ)
住吉大社(す(→う)みよしたいしゃ)
大分県 宇佐神宮(うさじんぐう)
それにしても、なぜ「う」?
その答えは、阿蘇で合流したちょうさんが解き明かしてくれました。
「現在の地球人が持っている価値観(集団想念)に
大きく関係しているのが『呉(ご)』という一族。
「秦氏(はたし)」という総称で呼ばれる人々です。
この「呉」は「う」とも読むことができますから、
「うーの言霊」というメッセージは、今回の祈りの旅が
世界のひな形である日本の発祥に関わるご神事で
あることを示していたのではないかと思います」
たしかに、「地球原初のエネルギーへの元還り」
というエジプトから続く一連のご神事の目的からも、
世界のひな形「日本」発祥に関わるゾーンへの働きかけは
とても大きな意味を持つことでしょう。
地球上に、経穴のようにして存在するパワースポット。
そのなかでも「うーの言霊」にかかわるポイントで祈りを捧げ
しかるべきエネルギーゾーンにはたらきかけることが、
今回のご神事のたいせつな目的の1つだったようです。
3 妙見信仰(みょうけんしんこう)
妙見信仰とは、主に「北極星・北斗七星」を中心とする信仰で、
太陽信仰が始まる前は、世界の信仰の中心であったと云われています。
北極星、北斗七星などを中心としながらも
星々を神として崇める「多神教」の考え方がベースになっているのは、
日本の「八百万の神」の考え方に似ていますね。
今回の祈りの旅では、この妙見信仰に関わるサインが
さまざまなところであらわれました。
対馬の浜辺で祈りを捧げたとき、自然にできあがった陣形が北斗七星だったり、
(第3章 九州での御神事・前編-13)
その後訪れた阿麻氐留(アマテル)神社の石版に北斗七星が彫られていたり、
(第3章 九州での御神事・前編-14)
メンバーのシゲちゃんが御祖神社という「妙見宮」に導かれていたり・・・。
(第3章 九州での御神事・前編-22)
太陽信仰が主流となってから、
妙見信仰はなぜか隠される信仰となってしまったようですが、
前回述べた「融合・統合・調和」の時代を迎えるためには
自然界すべてに神が宿るという「八百万の神」的な思想の「妙見信仰」が
いま一度表舞台へと出てくる必要があるのかもしれません。
今回の祈りの旅であらわれた「北斗」「妙見」というキーワードもまた、
「融合・統合・調和」の時代を示しているのではないかと思います。