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『魂の紀行』 第3章 九州での御神事・前編-17

 
2014年6月28日。

対馬に上陸してから、なかなかハードなご神事が続きましたが
いよいよ本日の締め「海神(かいじん)神社」に到着です。

対馬国一宮である海神神社は、豊玉姫をご祭神とする神社。

本来は「カイジン」ではなく「ワタツミ」と読んでいたそうですから
先の和多都美神社と同じ発音だったんですね。

「ワタ」は「海」、「ツ」は「の」、「ミ」は「神」という意味。

つまり、どちらも海の神様と深い関わりがある場所なのです。
 
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274段ある石段を上りきったところに本殿がありました。

宮司の装束に着替えたグンちゃんの祝詞にこころをのせて、7人で祈りを捧げます。
 
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「かつては、天なる父がメインで、母なる大地の方がおざなりであった。
 しかし、今こそ母なる大地を立たせ、全方向に天意=愛の力を繋ぐ時が来た。
 豊玉姫という神様は母なる地球そのものであり、竜宮(海)の女神。
 そこを開き、いよいよ新しい流れになる」
シゲちゃんのブログより)
 

今回の九州ご神事の目的は

「世界のひな形である日本のルーツからの融合・統合・調和」。
 

そのために、シゲちゃんの言う
「地球・竜宮の女神である豊玉姫へのはたらきかけ」が必要であり、
日本に南北から入ってきた民族同士のエネルギーを癒すことで、
「融合・統合・調和」という新しい時代のひな形を創ることが要となります。

そして、「高麗」というキーワードが示すように、
ルーツとしても深い関係があると思われる「日韓」の和合も
今回のご神事の大きなテーマの1つ。

エジプトでのご神事チームに、
高麗に在る高来神社の宮司さん(グンちゃん)、
名字に「高」がつくムギちゃんが加わったことも
今回のご神事に適った、大いなる意志のはたらきでしょう。
 

「とても温かくて、やさしいエネルギーに包まれているみたい・・・」

3人の女性(洋子さん、てびっちゃん、レイちゃん)の声に、
男性陣も深くうなずきます。

祈りを捧げている最中から、ずっと感じていた
なんとも言えない温かさ、やさしさ。

エジプトで感じた「地球原初のエネルギー」にも似た「元還り」の感覚。
 

世界のひな形といわれる日本が、
いま一度こうしたエネルギーの状態に還ることができたなら
地球はまた「愛と希望」に満ちた星として
新たに生まれ変わることができるのではないか・・・。
 

ここ海神神社での祈りは「融合・統合・調和」という、
新しい時代のひな形となる「和合の祈り」だったように思います。
 
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追記

海の神様を、274段もの石段を上った山奥に祀っているのも、
海と山の「融合・統合・調和」を示しているのかもしれませんね。