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私の故郷の中学校でロッキー田中さんに講演をしていただいた時のお話

こんにちは。

前回は、私の友人でもある「ときめきの富士」写真家
ロッキー田中さんとの出会いを紹介しました。

今回は、私の故郷の中学校でロッキー田中さんをお招きし、
講演をしていただいた時のお話を要約してご紹介します!!

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私が富士山を「本当に素晴らしい山だなあ」と思ったのは、30代半ばの頃でした。

当時は勤め人でしたから、休みの日になるのを待ちわびて、憧れの富士山に通っていました。

まるで恋人に会う時のように、いつも心がときめいていましたね。

そのうち「この素晴らしい景色を写真に収めておきたい」という想いがどんどん強くなって、
ついに会社を辞めてしまったんです。

業界でも大手の会社でしたから「収入も安定しているのにどうして?」と、周りの皆は驚いたでしょうね。

でも、心の声が「このままでいいのかな?自分の好きなこと、本当にやりたかったことって何だろう?」
って叫んでいるのが、はっきりとわかったんです。

こうして独立を決意したのは、40代半ばのことでした。

それから十数年、今はこうして皆さんに私の大好きな富士山の写真を見ていただくことを仕事にしています。

「富士山の写真に元気をいただきました」とか「生きる勇気が湧いてきました」というお声を頂くたびに
「本当に幸せだなあ、あの時に思い切って決断して良かったなあ」と思います。

「夢を叶える」ということは、もしかしたら大変なことなのかもしれません。

でも皆さん、本当に好きなことだったら、ご飯を食べるのも忘れてしまうのではないですか?

勉強ではそうはならないかもしれないけど(笑)、
周りの人が「あの人よくあんなに頑張れるよね。」って思われていても、
本人が好きなことに夢中になっている時っていうのは、全然苦にならないものですね。

むしろ楽しくてしょうがない。

そんなに熱中出来ること、楽しくて仕方がないことに出会えることが
「夢を叶える」ことにつながるのではないか、と私は思います。

どうか皆さん、いつまでもロマンを持ち続けてください。

あきらめない限り、失敗も終わりもありません。

好奇心とチャレンジ精神を持って「心がときめく人生」を送っていきましょう。

ご清聴、どうもありがとうございました。

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ロッキー田中さんの「夢」のお話、素敵ですね。

後日、中学校の生徒さんたちから、ロッキーさんにたくさんの
手紙が届いたそうです。

「スライドを見た時、とても感動しました。
本当にこんな富士山があるんだなぁ、と思いました。
ロッキーさんが富士山について語っている姿も、とってもかっこよかったです。」

「僕の中で一番心にのこった言葉は「明日撮る1枚が1番」という言葉です。
今で満足するのではなく、もっといい作品を撮ろうとする向上心が
僕たちにも大切だということがわかりました。」

「ロッキーさんは僕たちにとても大切なことを教えてくれました。
それは1つのことに集中する素晴らしさです。
僕も1つのことに集中できる人間になりたいです。」

「ロッキー田中さんの講演会を聞いて私は強く心を動かされました。
やりたいことは紙に書いてみる、をさっそく昨夜やってみました。
その紙を壁に貼っていると「あきらめよう。」と思う心が
「頑張ってみよう。」という気持ちに変わりました。
その事をきっかけに私は夢が一つ増えました。
未来への希望をどうもありがとうございました。」

ロッキー田中さんの生きる姿が、中学生の生徒たちに与えた影響は、とても大きいものだったようです。

ロッキー田中さん、素晴らしい授業を、本当にどうもありがとうございました!

そして、今後ともよろしくお願いいたします!!