2014年2月12日 第2章 エジプトでの御神事・本編(後編), 『魂の紀行』
< メンフィス博物館 >
初代ファラオ・ナルメル(メネス王)が築いた
古代エジプト最初の首都・メンフィス。
上エジプトと下エジプトが初めて統一され、
古代エジプト文明が発祥した地と云われています。

メンフィス博物館にあるラムセス二世の巨像の前で、
Sちゃんが呟きました。
「このラムセス二世の巨像、
まるで初期王朝の力を封じ込めているような感じがする・・・。」
ラムセス二世と言えば
「ファラオの中のファラオ」と呼ばれた、絶大な権力者。
各地に膨大な数の建造物を遺していることから
「建築王」とも呼ばれています。
Sちゃん曰く、
このラムセス二世の強大な権力が象徴する時代のエネルギーが、
初期のエジプト文明のエネルギーを抑え込んでいる感じがする、
とのこと。
巨像の全体を眺めることができる2階のデッキに昇った私たちは、
五芒星の形で巨像を囲み、御神事の配置を整えました。
祈りを通して、巨像のエネルギーと交流が始まります。
・・・響き渡るようにメッセージが伝わってきました。
「新しい時代は、もう始まっている。
戦いの時代は、すでに、終わった。
武器も、戦いの意志も、手放し、
和合・融合をして、共に歩まん。」
歴史のどこかでゆがんでしまった、
愛と調和に満ちたエジプト文明原初の記憶。
ここでのお祈りもまた、
この歪みを本来のあるべき姿へ戻すために必要な御神事だったようです。
権力と支配の象徴として遺された巨像が、数千年の時を経た今、
和合・融合という新しい時代への「想いの架け橋」となっている・・・。
御神事を終えた時には、とてもやわらかい光が建物全体を包み込んでいました。

2014年2月10日 第2章 エジプトでの御神事・本編(後編), 『魂の紀行』
屈折ピラミッドの再奥の部屋で始まった御神事。
5人が手を繋いで陣形を組んだ真ん中に、
大きな剣が立っているビジョンが観えます。
「このピラミッドに突き刺さっている剣は、
神の意志を象徴するものである。
ファラオ(王)は、自らの意志や決意を宣言する時、
そのエネルギーを剣に転写し、奉納することで、天の力と繋がった。」
Sちゃんに降りてきたメッセージの内容もまた
「剣」を示すものでした。
メッセージは続きます。
「ここは、剣を立て、意志を立てる場所である。
その意味、目的が忘れ去られて、時が過ぎた。
この日、この時、あなた方がここに来ることは
すべて仕組まれていた。
いま、再び剣は立てられた。
あなた方の意志を、決意を、
この剣に転写してほしい。」
御神事の際に、いつもSちゃんが誓う「宣言」を、
剣に転写します。
「私たちは、この場所より新しい希望の星を生み出していきます。
過去にあった出来事すべてを認め、教師として、反面教師として、
その経験を活かして新しい星を創っていきます。
人と人が、人と自然が、人と宇宙が
共存共栄する新しい世を創っていきます。」
この時、Sちゃんが観たビジョンは、この屈折ピラミッドの存在理由を解き明かすものでした。

「屈折ピラミッドの形には、はっきりとした目的があったんだ!」
このピラミッドの傾斜角が途中で屈折している理由については、
設計ミスや予算不足といった、どちらかと言えば
ネガティブなものが定説となっていました。
しかし、Sちゃんが観たビジョンは、
三角形と菱形の組み合わせが生み出す、
エネルギー上のはっきりとした理由があることを示していたのです。
宇宙の摂理、幾何学を
建造物に反映させることができた古代のスペシャリストたち。
その想いは時空を超えて、私たちの誓いと一体になり、
このピラミッドに新しい剣(意志・決意)を立てたのではないでしょうか。
3次元の現実世界が、大きく動き出したように感じました。

追記
帰路の昇り階段も、長かった・・・。
「こんなところ、よく降りてきたね。」
と思うほどの急勾配を、今度は昇って帰るのです(笑)。
翌日からの筋肉痛がどの程度のものであったかは、
ご想像にお任せします・・・。
2014年2月7日 第2章 エジプトでの御神事・本編(後編), 『魂の紀行』
< 屈折ピラミッド >
エジプト5日目に訪れた2つめのピラミッドは、
途中から傾斜角が緩く変化している「屈折ピラミッド」。
高さ105mのちょうど真ん中あたりから、
約11°穏やかな角度になっています。

「ここは中に入れないから、写真だけ撮ってね。」
砂漠のど真ん中にある駐車場で、
屈折ピラミッドが補修工事の関係上、長い間
公開されていないことを、ガイドのアムロが教えてくれました。
「そうなんだぁ・・・。じゃあ、せめて近くまで行ってみようか。」
それにしても暑い、暑い。
ピラミッドの下に日陰を見つけて、ちょっとひと休みの女性陣。

照りつける日差しの下、
周りを探索していたSちゃんが何かを見つけたようです。
「あれ?入り口の扉が開いてる!でも、真っ暗だし、入っちゃダメだよね・・・」
駐車場に戻り、扉が開いていたことアムロに伝えると・・・。
「えっ、それはあり得ない!
ここ何年も中に入った人はいないよ。
僕も入ったことないし・・・。
そうだ、開いてるなら入ってみようよ!
これはチャンスだ!!」
なぜか大興奮のアムロ。
「でも、勝手に入っちゃっていいのかな?」
「開いてる、ということは「問題ない」ということネ!」
なんか、ノリが似てきたね、アムロ。
「奥の部屋の壁画が、とても素晴らしいんだヨ!」
「だって、入ったことないんでしょ?」
「テレビで、見たことあるネ(笑)。」
おっ、適当さも似てきたね、アムロ。
だんだん、高田純次に見えてきたぞ。(純次さん、ゴメンナサイ!)
灼熱の砂漠をまたテクテク引き返し、ようやく入り口に到着。
「(開いてるけど)開かずの扉」から、いよいよ中へ入ります。
電気が通っていないので、中は真っ暗。
入り口から差し込む僅かな光と、Sちゃんのヘッドライトだけが頼りです。
傾斜の急な階段。
足下にはコウモリの糞がびっしり・・・。
本当に長い間、誰も入っていなかったんですね。
「あなた、ヘッドライトがあるから先にどうぞ!」
さっきまでの勢いはどこへやら(笑)。
とても控えめになっているアムロに促され、
Sちゃんが先頭を進みます。
暗闇の中、低いの天井の狭い回廊を、
しゃがみながら進む6人。
まるで「川口浩探検隊」のようです。
(ちょっと古いか?)
しばらく進んだところで、探検隊の足が止まりました。
「コウモリがぶら下がって、こっちを見てる!
あ、奥の方に飛んでった。」
先頭のSちゃん曰く
「まるで、僕たちを先導しているようだった」とのこと。
進むか、引き返すか、という判断を迫られていた私たちは
「これは、奥へ呼ばれてるよ。行こう!」
と言うYさんの勇ましいかけ声に押されて(笑)、
コウモリの後をついて行くことにしました。
しかし、ここでアムロが突然のリタイヤ宣言。
「もう、僕は戻るよ。
あとは頑張って・・・。」
(マジですか!)
現地ガイドがいなくなってしまった探検隊は、
まさに「リアル・インディ・ジョーンズ」状態。
でも、ここまで来たら、もう進むしかないでしょ!!
行くなら「今でしょ!」
・・・いったい、どのくらいの距離を進んだのか。
階段の先に、ようやく部屋らしきものを発見しました。
アムロの言っていた「素晴らしい壁画」は見あたりませんが、
とても落ち着く空間が、暗闇の中に広がっています。
「ここで、お祈りをしよう。」
Sちゃんのヘッドライトを下に置き、
5人が手を繋いで陣形を整えます。
ビジョンの中に、大きな剣が現れました。
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