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第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事編-4

 
2015年5月26日。

スペイン初日に訪れたのは「サグラダ・ファミリア」。

天才建築家として知られるアントニオ・ガウディの作品です。
 
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「これって、日本の桜田一家が関係しているのかと思ってました」

 桜田 = さくらだ = サグラダ ・・・(笑)

泰平さん渾身のジョークから始まったサグラダ・ファミリア訪問。
(もしかしたら、半分本氣だったかも・・・)

自分は2007年に続き2度目の訪問ですが、前回とはまた違った感動があるのは着工から130年が経つ今でも、2026年(ガウディ没後100年)の完成に向けて工事が続けられているからでしょう。
 
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サグラダ・ファミリアなどのガウディ作品で感じるのは「自然界の摂理」と見事に調和しているという共通点。

「自然に直線はない」

ガウディが作品づくりの根本においていたというこの想いは、その建築物に足を踏み入れた人々に、これまでも多くの氣づきをもたらしてきたのだと思います。
 
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建物の中では、あちらこちらで「統合・融合・調和」の象徴でもある「八芒星」があらわれ、「聖家族」を象徴するサグラダ・ファミリアの完成もまた、新しい時代のスタートを示しているように感じました。
 

その日の午後から訪れたのは、ガウディと共にスペインを代表する建築家
リュイス・ドメネク・イ・モンタネール作のサン・パウ病院。

「人々の心身が癒される装飾を」

そんな想いを込めて建てられたこの建物もまた世界遺産となっています。
 
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「あっ!『丸十字』が写った」

サン・パウ病院の建物内で撮影をしていた泰平さんのスマホ画像に、はっきりと「丸十字」が写っていました。

 
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「丸十字は、過去に2回写り込んでいたことがあるんです。 1度目は奈良にあるキリストとも関係の深いと言われている神社、2度目は千葉の麻賀多神社。 どちらも、かなりの『聖地モード』の状態だったのですが、まさかバルセロナでも現れるとは思ってもいませんでした」
 

こうして度々あらわれる「十字」のマークが、泰平さんと深く関係しているサインであることは、この旅の中で後々明らかになっていくのです。
 
 
(滝沢泰平さんの「天下泰平ブログ」もご覧ください)
 
 
 
追記

「ガウディの作品の中にいると、自然の一部っていう感じがするねー」

と、サグラダ・ファミリアの螺旋(らせん)階段から顔を出すお茶目な御三方なのでした。

 

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第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事編-3

 
今回の「祈りの旅」には、3つの目的がありました。

 ① 隕石落下地点における祈り
 ② 残留思念を癒す
 ③ 「融合・統合・調和」のひな形と成る

それぞれについて、ちょっと説明しますね。
 

① 隕石落下地点における祈り

「ロカ岬の先は大西洋の大海原が広がり、その1500kmほど先には、
伝説の古代文明アトランティスの跡地と思われるアゾレス諸島があります。
太古の昔、この大西洋の海に彗星が落下してアトランティス大陸は海の底へ沈み、
現在スペイン・ポルトガルのあるイベリア半島全体も大津波に飲み込まれたと言われています。
そして、北緯で裏側にある日本列島に彗星落下の衝撃波が伝わり、
地表を吹き飛ばして生まれたのが淡路島と琵琶湖。
今回のポルトガル方面の1つの目的は、この彗星落下地点の近くまでいき、
最後を迎えたアトランティスの人々への鎮魂の祈りと、これから先も
琵琶湖が平穏であることを願ってのお祈りでした。」
(滝沢泰平さん「天下泰平」ブログより)
 http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51916432.html

なるほど、泰平さんがポルトガルを「凄く氣になっている所」と言っていた理由がよくわかります。

この「ロカ岬」には、5月31日に訪れる予定を立てました。

 
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② 残留思念を癒す

泰平さんが「氣になっている所」と言った理由がもう1つ。

それは、どうやら今回の旅のルートがマリア様の辿った道であり、
その軌跡に残されたイエス・キリストへの深い愛情が、
ある種のエネルギー(想念帯)となって留まっているのではないか、ということでした。

祈りには「癒し」の力があります。

私たちの想い(意)を乗せた「意乗り=祈り」が、
そうした想念帯を癒す何らかの一助となることができたなら・・・。

約2週間にわたるスペインからポルトガルまでの全行程は、
どうやらこの「想念帯の癒し」のルートと深く関係しているようです。

 
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③ 「融合・統合・調和」のひな形と成る

前回お伝えしたように、今から千年以上もの昔、異なる派の陰陽師として
対立関係に合ったという、長典男さんと高麗加織里さんと私。

第7章 スペイン・ポルトガル編-2

当時、朝廷側の公家さんだったという滝沢泰平さんと行動を共にするようになるとは、
千年前では考えられなかったことでしょう。
それも2週間に及ぶ海外の旅・・・。

「昔の記憶を想い出して、ケンカしちゃったらどうしよう・・・」

そんな心配は、初日の朝食バイキングで、長さんが皿にドーナツを山盛りにしながら
嬉しそうにしているのを見て、すっかり吹き飛びました(笑)。(・・・私もスイーツ男子なので)

過去生の関係を超え、こうして和気あいあいと旅をご一緒していることが、
そのまま「融合・統合・調和」という新しい時代のひな形と成っているのかもしれませんね。

 
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追記

私たち4人の「過去生からの記憶」は、スイーツを介して和合されたと言っても過言ではありません(いや、ちょっと過言でした・・・)。

乗り継ぎのミュンヘン空港でも、真剣にスイーツを選んでいる4人なのでした。

 
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第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事編-2

 
2015年5月25日から約2週間、スペイン、ポルトガルをご一緒いただくことになった滝沢泰平さん、
長典男さん、高麗加緒里さんの御三方とのご縁は、どうやら、ただならぬものだったようです。

「鳴海さんとは、一緒に陰陽師やってましたよね」

長典男さんからのひと言は、とても初対面のあいさつとは思えないものでした(笑)

幼少の頃から「目にみえない世界」がよくみえていた(ややこしいですか)長さんは、
高野僧としての修行を通じてその才能をさらに磨き上げ、長年多くの方々の相談にのってきた、
いわばその道のプロ。

「前世でどんなご縁があったのか?」ということが、まるで「今日の朝ご飯は何だったの?」
という質問に答えるかのように(笑)スラスラと出てくるのです。

「当時、私は芦屋道満派に属していた陰陽師でしたが、鳴海さんは朝廷を護っていた
安倍晴明派の陰陽師。つまり、ライバルですね。かなり熾烈な争いをしていたようです」

ただならぬご縁であるとは感じていましたが、まさかライバル同士だったとは・・・。

それが今生では、こうして一緒に旅をしながら、スイーツ談義に花を咲かせることになろうとは、
当時は思いもよらなかったことでしょう(笑)
(長さんも私も、かなりのスイーツ男子(?)なのです)

「加緒里ちゃんは、私たちとはまた異なる派に属していた陰陽師で、三つ巴の関係。
泰平さんは、朝廷側の公家さんでした」

異なる派閥の陰陽師が、公家さんに束ねられて道中を共にする・・・。

まるで、泰平さんが水戸黄門で、私と長さんがスケさん、カクさん、
加緒里さんが由美かおる、のようではないですか(笑)
 

エネルギーの層は「多重構造」になっている、と私は感じています。

そう、まるでミルフィーユのように!!
(スイーツ男子っぽい表現でしょ?)

そして、人それぞれにご縁の深いエネルギーゾーンが存在しているようです。

「この4人で祈りを捧げると、絶妙なエネルギーバランスとなって、
とても良い化学反応が起こるんですよ」

目にみえないものをみる達人・長典男さんがおっしゃるとおり、各エネルギーゾーンへ
働きかけている「祈りの作用」は、とてもバランスのよいものでした。

「4人しかいないのに、血液型がすべて揃っていることも関係しているのかなー」

加緒里さんの言葉に「もしかしたらそうなのかも・・・」と、
思わず納得してしまった私たちなのでした(笑)

 
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