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第7章 スペイン・ポルトガルでの御神事編-11

 
2015年6月2日。

訪れた先は、ポルトガル・ファティマ。

1917年5月13日に「聖母マリア」が出現し、
さまざまなメッセージを託したとされる場所です。

 
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あらわれた聖母マリアは、3人の子供たちに、

「毎月13日の同じ時刻、6回続けてこの場所に来るように」

と告げて消え去り、毎回その場に姿をあらわしたといいます。
 

やがてこの話は口コミで伝わり、最後となる6回目の出現時には、
7万人~10万人という大観衆が集まった前で、奇跡をあらわした、
と語り継がれています。
 

その際、人類の未来を示す「3つのメッセージ」が、
前出の「3人の子供たち」に託されました。
 

これが有名な『ファティマの予言』です。
 

3人の子どものひとり、
ルチア・ド・サントスが後に書き記した『3つの予言書』には、
 

「第1の予言」
当時起こっていた第一次世界大戦の終結を告げるもの

「第2の予言」
第二次世界大戦が勃発することと、その詳細について
 

が記されており、これらは、いずれも的中した、とされています。
 

しかし、「第3の予言」については、聖母マリアが子どもたちに

「予言を理解しやすい環境になる1960年を待つように、と告げた」

という理由から、すぐには公開されず、「予言」はバチカンによって、
厳重に保管されることになったといいます。
 

ところが、解禁となるはずの1960年を過ぎても、
「第3の予言」の内容は、バチカンから発表されず、2000年になってからようやく、
「3つ目の予言は、既に過ぎ去った危機だった」
という理由から、次のような予言内容を公表しました。
 

「予言は、1981年の教皇ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件だった」
 

第1、第2の予言が、世界規模の出来ごとであることを考えれば、
「長い間伏せられていた予言が、法王の暗殺であるわけがない!!」
と、当時はさまざまな憶測を呼んだようですが、
バチカンからの公式な発表は、現在のところ、これがすべてのようです。
 
 

「だったらさぁ、直接訊いてみたらいいんじゃない?」

「えっ、どうやって?」

「我々には、長さん、という強い味方がいるじゃないですか」

「おおー、なるほど。
 そーでした、そーでした(笑)」
 

ということで、今回の「祈りの旅」には、

「ファティマにあらわれた『聖母マリア』様に、直接、予言の内容を訊いてみよう」

という目的も、しっかりと組み込まれていたのでした。
 
 

聖母マリアが出現したとされる場所に建つ礼拝堂で、4人の意識を合わせます。

 
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自分は、いつものように、ただ淡々とアースヒーリング。
 

横では、長さんがメッセージを受信している様子です。
 

「これから宗教界に大きな変革が訪れるようですね。
 その波は、どうやら2018年~2020年頃から、皆にわかるような形でやってきそうです」
 

「第3の予言」の内容が「宗教界に大きな変革が訪れる」というものであれば、
その解釈によっては、バチカンが発表することをためらったことも納得できます。
 

いっぽう、自分がエネルギー交流の中でみえたビジョンは、
「青系の色で、6枚の花びら」のようなマーク。
 

色や形の雰囲気から、スペイン・モンセラットの「黒いマリア像」との交流でもあらわれた、
「女性性」を示すマークのようです。

(第7章 スペイン・ポルトガルでのご神事-6)
 

「やはりこの地も、『思念』のルート上だったのか・・・」
 

旅仲間の滝沢泰平さんが「天下泰平」ブログでも紹介している「思念」のルート。

http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51915637.html
 
 

ファティマもまた、この「思念」の癒しに大きく関係した場所であったようです。

 
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